●連載 #0859の修正
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4.考察 今年は113年前に統計を取り始めて以来最も暑い、本当に大変な夏でし た。いつもの夏なら夏やせしないのですが、今年は2キロもやせました。 72キロが70キロに減りました。ノンアルコールビールに切り換え体調を 崩すことはなかったのですが、記録を見ると7月19日の梅雨明け以降頃か ら体重が徐々に減り始め、8月中旬頃には71キロ台となり、8月下旬には とうとう70キロ台になってしまいました。余り暑くなれば誰でも水ばかり 飲んで食欲が減退しあっさりしたものばかり食べるようになるので、夏やせ することは仕方ないことかも知れませんが、去年も含めこれまでなかったこ となので、こんなところからも今年の夏が如何に暑かったかをうかがい知る ことができます。 いつになく報告が遅くなってしまいました。これも猛暑のせいかも知れま せん。暑いのに元気が出る人なんかいないのですから。それが猛暑となれば 尚更です。暑さが完全に遠退いたのでこれから遅れを取り戻したいと考えて います。 ★猛暑の原因 異常気象とは30年に1回しか起こらないような気象を言うのだそうで すが、それからすると今年は大異常気象だったと言えます。では何故今年 はこれ程暑くなったのか。こういうことなのだそうです。今年は赤道付近 の海水温が異常に高く、太平洋、大西洋、インド洋の海水温がいずれも記 録的に高かったことと、偏西風が大きく蛇行したことが原因となっている のだそうです。偏西風は普通は日本付近を西から東へ比較的真っすぐ流れ ていますが、今年はこれが大きく蛇行して北向きにロシアの方へ大きく盛 り上がって流れていたため、その盛り上がった部分に太平洋高気圧が閉じ 込められ日本の上空に長く居座っていたからだということです。 実はこれに良く似た現象は1993年や2003年にも起こっていまし たが、これらの年は反対に冷夏でした。同じ偏西風の大蛇行だったのに何 故、今年は猛暑になったのか。それは蛇行の尾根(盛り上がりの頂点)が 東西に微妙にずれているからだということです。1993年や2003年 に比べ今年は蛇行の尾根が東にずれており、このためオホーツク海高気圧 の張り出しも東にずれて日本付近に影響力が及ばず、それで太平洋高気圧 が日本付近に長く居座ったからだということです。また太平洋高気圧はイ ンド洋からも熱い空気の供給を受け更に暑くなったのだそうです。 モスクワの記録的猛暑やパキスタンの季節外れの豪雨・大洪水も根本原 因は日本の猛暑と同じだと言います。また今後温暖化が進むと海水温の上 昇や偏西風の大蛇行が更に顕著になると言いますから、私たちの暮らしや 生存に大きな影響が出ることが予想されます。 ★屋根裏換気扇のテスト結果 今年は記録的な猛暑で体には大変でしたが、良く晴れて屋根裏換気扇の テストには持ってこいの夏でした。連日晴れて暑かったのでできるだけ多 くの日でテストするよう努力しました。ここはメーカーではないので瓜二 つの2軒の家があるわけではありません。1軒の家しかありません。だか ら屋根裏換気扇がOFFの場合とONの場合のテストを同時に行なうこと はできまん。それでOFFの場合のテストとONの場合のテストを日ごと に分けて別々に行ないました。不便ですし厳密なテストはできませんが、 近似値を求めることはできます。実際には屋根裏換気扇をONにする日と OFFにする日をほぼ交互に設けて、20分〜1時間位の間隔で室温を記 録しました。良く晴れた日も雲の多い日もありましたが、一日置きに交互 にONにする日とOFFにする日を設け、多くの日について記録したので、 ほぼ偏りなくデータ収集できたと思います。 テスト表には時刻ごと部屋ごとの室温を記録しています。温度測定して いる部屋は2階の自室と屋根裏3箇所と1階の居間とDKと2階の屋根近 くの外壁の合計7箇所です。しかし、実際の比較にはこの内2箇所を用い ました。2階の自室(2F)と1階の居間(1F)です。 このテストは屋根裏換気扇の効果を調べるためのものですから、屋根裏 換気扇をOFFした日とONにした日の室温を比較することで調べました。 結果を2通りの方法で分析しました。一つは平均室温による比較で、もう 一つは最高室温による比較です。平均室温とは1日の測定で毎回の室温を 合計しそれを測定回数で割った値です。最高室温とは文字通り1日の測定 で一番高かった室温です。これを屋根裏換気扇をOFFした日とONにし た日とで比較すれば屋根裏換気扇の効果を調べることができます。下記が その分析結果です。 1.平均室温での比較 (1) OFFの場合の平均室温 月 日 回数 2F 1F 差 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 7/15 3 89.8 85.9 1.30 7/18 9 293.0 283.5 1.06 7/20 25 880.4 823.7 2.27 7/22 18 645.7 606.8 2.16 7/24 17 599.3 563.8 2.09 7/26 7 233.1 217.5 2.23 7/28 6 201.8 193.9 1.32 8/02 5 164.2 155.6 1.72 8/04 6 199.2 189.3 1.65 8/06 12 401.8 386.3 1.29 8/08 2 66.4 63.2 1.60 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 差の合計 18.69 差の平均 1.70 ^^^^^^^^ (2) ONの場合の平均室温 月 日 回数 2F 1F 差 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 7/12 4 116.9 111.7 1.3 7/17 12 384.2 374.5 0.81 7/19 24 828.3 786.0 1.76 7/21 21 735.9 696.7 1.87 7/23 15 524.2 496.2 1.87 7/25 10 336.1 322.3 1.38 7/27 8 268.9 257.2 1.46 8/01 6 202.6 190.0 2.1 8/03 11 368.5 355.4 1.19 8/05 11 380.4 369.6 0.98 8/07 7 233.9 224.4 1.36 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 差の合計 16.08 差の平均 1.46 ^^^^^^^^ (3) ON/OFFの平均室温の差 0.24 ^^^^^^^^ 2.最高室温での比較 (1) OFFの場合の最高室温 月 日 2F 1F 差 練馬の最高気温 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 7/15 30.8 29.3 11:00 30.7 7/18 33.4 32.2 13:00 33.5 7/20 36.0 33.5 12:00 35.2 7/22 36.7 34.5 13:00 37.4 7/24 36.4 33.7 14:00 36.5 7/26 34.9 32.0 13:00 34.5 7/28 34.4 33.2 13:00 34.8 8/02 33.8 31.9 15:00 33.2 8/04 35.0 32.8 14:00 34.6 8/06 34.3 33.2 12:00 33.3 8/08 33.8 31.5 12:00 32.7 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 379.5 357.8 21.7 平均 34.5 32.5 1.97 ^^^^^^^^ (2) ONの場合の最高室温 月 日 2F 1F 差 練馬の最高気温 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 7/12 29.4 28.0 11:00 27.9 7/17 33.3 32.6 14:00 33.9 7/19 35.4 33.8 15:00 35.3 7/21 36.5 33.8 15:00 37.2 7/23 36.2 33.8 13:00 37.7 7/25 34.6 33.0 12:00 34.2 7/27 34.9 33.5 13:00 34.8 8/01 34.7 32.3 14:00 34.4 8/03 34.3 32.8 13:00 34.7 8/05 35.2 33.6 13:00 35.3 8/07 34.1 33.1 13:00 34.2 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 378.6 360.3 18.3 平均 1.66 ^^^^^^^^ (3) ON/OFFの最高室温の差 0.31 ^^^^^^^^ これにより屋根裏換気扇の効果がどれ程のものなのかが分かりました。 平均室温で見ると2階の室温を0.24度下げる効果があり、最高室温で 見ると室温を0.31度下げる効果があったことが分かりました。これは はっきり言えば微々たるものです。確かに屋根裏換気扇により屋根裏の気 温を大幅に下げることはできました。例えばOFFのテスト日の7月22 日は屋根裏は最高気温が45.2度だったのに対して、ONのテスト日だ った7月23日は40.6度と4.6度も低くなりましたが、2階の最高 室温は7月22日が36.7度だったのに対して、7月23日は36.2 度と0.5度下がっただけでした。 注)「練馬の最高気温」を参考に載せましたが、これは1時間ごとの気温 の中でその日最も高かった気温のことであり、1日の最高気温とは一 致しない場合もあります。 ★屋根裏換気扇の強化 屋根裏換気扇のテスト結果を受けて、このままでは猛暑が乗り切れない と考え対策しました。屋根裏換気扇以外の対策もしなければならないこと にも気付きましたが、屋根裏の容量に比べて現状の換気扇の能力が十分で ない可能性もありました。どこにも例がないので試して見るよりありませ ん。結果がどうであれ可能性を試して、それからまた次に進もうと考えま した。 それで8月下旬に屋根裏換気扇の強化を行ないました。検討した結果、 中途半端な強化では十分に試せないし二度手間になると考え、種類として はダクトやフィルターの影響を受け難い「有圧換気扇」にすることとし、 羽根径を従来の25Cmから30Cmのものにすることにしました。これ により風量は従来882m3/hだったものが1720m3/hに強化され ます。その代わり消費電力も21Wから46Wに倍増しました。8時から 18時の1日10時間運転として消費電力量が210Whから460Wh に増加するわけです。 設置工事は本当は羽根径が大きくなったのでダクトや外壁の穴も太く大 きくするのが一番良いのですが、外壁の工事が大変ですし、ダクトも作り 直さなければならなくなるので、取りあえずテストということでそのまま にして木枠の方で対応させました。30Cm換気扇用木枠の他に30Cm −>25Cm変換木枠を作り繋ぎ合わせました。当然、換気扇に負荷が掛 かりますが、有圧換気扇なのでそれ程能力は落ちないと見込んでのことで す。 完成したのが8月末ですからまだ十分にはテストしていませんが、テス ト結果は次の通りです。 最高室温での比較 (1) OFFの場合の最高室温 月 日 2F 1F 差 練馬の最高気温 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 8/28 35.8 34.0 13:00 36.3 9/02 35.5 34.3 13:00 35.0 9/04 36.8 34.0 14:00 36.5 9/06 34.9 33.1 12:00 35.0 9/12 33.6 31.2 12:00 32.1 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 176.6 166.6 10.0 平均 2.0 ^^^^^^ (2) ONの場合の最高室温 月 日 2F 1F 差 練馬の最高気温 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 8/26 35.2 33.9 13:00 35.6 8/27 34.8 32.9 15:00 34.5 8/29 35.0 33.7 14:00 34.6 9/01 35.4 34.0 14:00 36.0 9/03 36.2 35.3 14:00 36.3 9/05 35.3 33.8 13:00 34.9 9/07 35.3 33.7 14:00 35.4 9/11 33.8 31.3 13:00 33.8 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 281.0 268.6 12.4 平均 1.55 ^^^^^^^^ (3) ON/OFFの最高室温の差 0.45 ^^^^^^^^ 最高室温で見て旧屋根裏換気扇で0.31度下げる効果があったものが 新屋根裏換気扇では0.45度にアップしたことが分かりました。期待し た程の効果はありませんでしたが、良く分析し今後の更なる対策に役立て たいと考えています。 注)8月度の報告なのに9月分のデータも入っていますが、新旧を比較し 考えるのには一つの報告書に含めるのが良いと考え載せました。 ★今月の太陽熱温水器の省エネ成績 8月度の太陽熱温水器の省エネ成績は次の通りでした。 月 日 湯温 ガス使用量 水道水温度 沸かし方法 湯 量 (度C) (L) (度C) (L) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 7/27 65 0 27 新規追焚不要 100 7/28 61 0 28 足湯追焚不要 175 7/30 − 0 − シャワー入浴 − 8/02 54 0 27 新規追焚不要 100 8/04 65 0 28 足湯追焚不要 150 8/05 65 0 28.5 足湯追焚不要 175 8/06 65 0 28.5 新規追焚不要 175 8/07 − 0 − シャワー入浴 − 8/09 − 0 − シャワー入浴 − 8/10 48 0 28 新規追焚不要 110 8/11 58 0 27 足湯追焚不要 175 8/12 47 0 28.5 足湯追焚不要 175 8/13 − 0 − シャワー入浴 − 8/14 46 0 27 新規追焚不要 100 8/15 60 0 27 足湯追焚不要 175 8/16 64 0 27 足湯追焚不要 175 8/17 65 0 27 新規追焚不要 100 8/18 56 0 28 足湯追焚不要 125 8/19 50 0 28 新規追焚不要 100 8/20 54 0 28 足湯追焚不要 150 8/21 56 0 28 足湯追焚不要 200 8/22 56 0 26 新規追焚不要 100 8/23 65 0 26 足湯追焚不要 140 8/24 65 0 26 足湯追焚不要 175 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 0 以上の通りこの1カ月間で入浴は24回でした。昨年のこの期間に最初 に風呂桶1杯の水を沸かすのに使ったガスの使用量は1回当たり平均 310Lだったので、今月、太陽熱温水器を使わなかったとすれば310 x24=7440Lのガスを使ったことになります。これに対して太陽熱 温水器を使った場合の実績は上記の通り0Lでしたから、差し引き 7440L省エネしたことになります。その他、厨房でお湯を沸かす場合 にも太陽熱温水器のお湯を使っているので、数字では示せませんが、その 分も省エネしたことになります。 今月から「沸かし方法」欄の表記を変更しました。これまで「追い焚き 不要」と記していたのを「新規追焚不要」に変更し、今回新たに追加した 「足湯追焚不要」という記述と区別できるようにしました。「新規追焚不 要」とは、浴槽に残り湯がないところからソーラー湯を「湯量」欄で示し た量汲み込んでお風呂を立てた場合を示します。これに対して「足湯追焚 不要」とは、浴槽に残り湯があるところへソーラー湯を汲み込んで浴槽の 合計湯量が「湯量」欄で示した湯量になるまで足し湯してお風呂を立てた 場合を示します。「新規追焚不要」の場合は混合栓の温度調節を適温に設 定して汲込みますが、「足湯追焚不要」の場合は温度調節を適温より熱目 に設定して汲み込み、汲み終わった時に適温なるようにします。この場合、 足し湯するお湯の量を少な目にしておくことで、後から適温に調節できる ようにしています。 これとは別に「シャワー入浴」という表記を追加しました。時間がなか ったり、一人しか入浴しない場合などにお湯が勿体無いということで浴槽 にソーラー湯を汲み込まずにシャワーだけで済ました場合です。この場合 もお湯を使って髪が体を洗えるわけで何の不自由もありません。夏であり 毎日入浴なのでこれでも良いわけです。 梅雨明け後の真夏で、今年は特別に暑いのでどの日も湯温・湯量とも十 分にあったので、今月は「天気が悪かったからどうのこうの」という類の コメントは省略しました。 注1)ガスの8月度とは今年は7月23日から8月24日の32日間で した。東京ガスの検針日に合わせています。 注2)ソーラー湯温は例えば50度あったと言っても貯湯タンクのお湯 全体が50度あるわけではありません。太陽熱温水器の仕組み上 最も温度の高い水面ぎりぎりの部分から採湯するので、その部分 の湯温のことです。しかし、貯湯タンクのお湯がどの位暖まって いるかを示す目安にはなります。 注3)湯量(2010年6月度から追加)とは、夏季は毎日入浴するの で浴槽に汲むお湯の量を少な目にすることで節水することを思い 付きました。前回入浴の残り湯に熱いお湯を足し湯することで節 水する方法もあり、状況により使い分けたいと考えています。標 準の湯量は我が家の浴槽の場合は175Lとしています。 注4)ソーラー湯温65度とは65度以上のことです。家庭用お風呂温 度計の目盛りが65度までしか振られていなく分からないからで す。 私のホームページに【太陽熱温水器の紹介】コーナーを新設したので参 考にしてください。 http://www5b.biglobe.ne.jp/~youji/software/co2/solar.htm ★今月の用途別電力使用量 8月度の11台のエコワットの集計結果は下記の通りです。 用途等 消費電力 割 合 (Wh) (%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 冷蔵庫 189930 58.38 PC関係 49090 15.09 冷風扇アンカ等 22180 6.82 妻コンセント 20130 6.19 32V液晶 18620 5.72 AV機器 8890 2.73 オーブンレンジ 5160 1.58 DKテーブルコンセント 3540 1.09 屋根裏換気扇 3440 1.06 炊飯器等 3380 1.04 洗濯機等 970 0.30 その他 不明 不明 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 全体 315000 (エコワット合計 325330 100.00%) 注1)電気の8月度とは今年は7月29日から8月27日の29日間 でした。東京電力の検針日に合わせています。 注2)「その他」とはエコワットで測定していない照明、その他の電気 器具が消費した電力量です。全体からエコワット11台の合計を 差し引いて求めています。 注3)今月はエコワットの測定誤差で11台のエコワットの合計電力量 が全体の電力量より大きくなってしまいました。昨年も7月と8 月は同様でした。誤差が大きくなった原因は、恐らく真夏以外で は使わない扇風機や冷風扇の使用時間が大幅に増えたためと考え られます。扇風機や冷風扇で測定誤差が大きくなるということで す。それで表中の各エコワットの占有率はエコワットの合計電力 量(今月は325330Wh)との比率として計算しました。扇 風機等を繋いでいるエコワットは次の通りです。 ・冷風扇アンカ等 冷風扇(60W)、換気扇(15/12W)、 壁掛扇(43W)、換気扇扇風機(自作16.5W) ・屋根裏換気扇(旧21W、新46W) ・妻コンセント 扇風機(不明) ・DKテーブルコンセント リビング扇(46W)、換気扇扇風機(自作16.5W) それでは今月の削減実績を見て行きます。 ★電気の削減実績 電気は目標265KWhのところ実績315KWhと先月に続き目標を オーバーしてしまいました。しかも大幅にオーバーしてしまいました。使 用日数は昨年30日に対して今年は29日ですからほとんど変わりありま せん。昨年8月の実績259KWhを29日に換算すると250KWhに なり、今年の実績はそれを64.6KWhもオーバーしたことになります。 昨年の各エコワットの実績も29日に換算して原因を調べて見ます。冷 蔵庫は昨年162.4KWhに対して今年は189.9KWhと27.5 KWh増加。妻コンセントは昨年14.2KWhに対して今年は20.1 KWhと5.9KWh増加。冷風扇アンカ等が昨年17.1KWhに対し て今年は22.2KWhと5.1KWh増加しています。これら3つを合 わせると38.5KWh増加したことになり、これは全体の実質的な増加 量64.6KWhの59.6%に当たります。先月はこれが91.1%で したから今月は少し事情が違うようです。それで他のエコワットの実績を 見るとPC関係が飛び抜けて増加していることが分かります。昨年26. 5KWhであったのに対して今年は49.1KWhと22.6KWhも増 加しています。これは全体の実質的な増加量64.6KWhの35.0% に当たります。今月になって電力使用量が大幅に増加したのは、猛暑に加 えてPCの使用時間が大幅に増加したことが原因でした。 これについては心当たりがあります。PCのディスクドライブの構成を 変更したからです。これに伴いバックアップ用のディスクドライブの構成 を変更する作業が発生し、また構成変更後のバックアップ作業でPCの使 用時間が大幅に増加したからです。従ってこれは一過性のものであり、今 後、対策を講ずる必要性はありません。 年初からの累計ではこれまでの貯金があるので目標1963KWhのと ころ実績が1951KWhに収まり、達成率100.62%と辛うじて目 標をクリアーすることができました。 ★ガスの削減実績 ガスは目標8m3のところ実績2m3と目標の四分の一となり、先月同様 大幅に削減することができました。ガス使用量の最低記録を1m3更新し ました。太陽熱温水器を使っているので、猛暑は電気とは反対にCO2削 減に役立ちます。 年初からの累計でも目標66m3のところ実績42m3と目標より大幅に 削減でき、達成率157.14%と更に大きな余裕を持って目標をクリア ーすることができました。 「今月の太陽熱温水器の省エネ成績」でも示した通り、今月の入浴(内 風呂)回数は24回で内4回はシャワー入浴でした。残り20回の内の8 回は新規に立て、16回は足し湯で立てました。風呂水の再利用回数(初 回も含む回数)は平均2.5回でした。どの日も風呂の残り湯は全量洗濯 に再利用しました。天気が思わしくなく湯温が低めで足し湯ではお風呂が 立てられないと判断した日は、お風呂を立てる直前に急遽、風呂桶の水を 使って洗濯を行ない、それからソーラー湯を使って新規にお風呂を立てま した。洗濯回数は11回でした。銭湯へ行った回数は4回でした。 ★水道の削減実績 水道は目標25m3のところ実績23m3と目標内に収まりました。年初 からの累計でも目標80m3のところ実績77m3に収まり、達成率103 .90%で目標をクリアーすることができました。 ★CO2 の削減実績 この結果、今月のCO2 排出量は目標40.92Kgのところ実績42. 76Kgと目標をややオーバーしてしまいました。電気の使用量が大幅に 増加したことが原因です。 しかし、年初からの累計ではこれまでの貯金があるので目標290. 60Kgのところ実績273.32Kgに収まり、達成率106.32% でなお余裕残して目標をクリアーすることができました。 私たちが排出したCO2 は大気中に溜り二度とは回収できず、地球環境と そこで暮らす私たち自身に害悪を及ぼし続けます。省エネをすれば確実に害 悪は減ります。 失われた生物種は二度とは戻りません。失われた生態系も回復は極めて困 難です。地球環境は私たちの生存基盤です。損なわれれば私たちは生きて行 けなくなります。贅沢過ぎる生活を改めれば良いのです。 今日からあなたのできることすぐに始めてください。みんなの努力で私た ちのかけがえのない◎地球環境を守りましょう!!! ヨウジ P.S.CO2 の計算には下記のフリーソフトウェアを使ってください。 VECTOR http://www.vector.co.jp/pack/dos/edu/science/co2_122.lzh 01/01/02 136625 地球温暖化対策プログラム(光熱費等の使用量からCO2排出量を計算 説明ページ: http://www.vector.co.jp/soft/dos/edu/se035828.html 私のホームページからもダウンロードできます。(下記URL) *--------------------------------------------------------------------* | Backup&Copy BCOPY / Shell&Menu SMENU / 地球温暖化対策Program CO2 | | PC-VAN:CKG36422 e-mail:CKG36422@biglobe.ne.jp | | Home Page http://www5b.biglobe.ne.jp/~youji/ | *--------------------------------------------------------------------* P.S.最近、テレビで放映されている環境関連番組では二酸化炭素の排出量を 二酸化炭素換算で表示していますが、私の報告書では炭素換算で表示し ているので注意してください。 フリーソフトのCO2.EXEでは 「C = 0.120 Kg(CO2 = 0.440 Kg)」 のように両方表示しているので、換算する手間が省けます。
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