●連載 #0702の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
目を覚ますと5時過ぎだった。寝起きは何時もブルー。 これは寝ている間にみんながどんどん進んで行ってしまって 自分だけ取り残されたような気分かも知れない。 こういう時に元気を与えてくれるのが例えばモー娘。でいえば加護。 逆は辻。芸能人だと元気をくれるのは飯島愛。逆は高田万由子。 別にダメ人間を慰み物にしている訳じゃないのだけれども。 こういう感じ。 高田万由子…生活…給食……………表参道のブランドショップ……………阿部君 飯島愛………棲息…コンビニ弁当…ドンキホーテのブランド品コーナー…エイジ ブランド品を買うんだったら表参道よりも職安通りのドンキの方が落ち着く。 なんでだろう。入店お断りされると思ってびびっているのかなあ。 「プリティ・ウーマン」のジュリア・ロバーツみたいに。 学校の就職活動でもみんな「六本木ヒルズでのお仕事」というだけでびびっている。 なんか落とされるんじゃないか。 本当に憧れているのは高田万由子なんだけどなあ。 元気をくれるのは飯島愛だよなー。 だから元気のない時には風俗嬢の体験談とかを読む。 ぐぐって探す。 ■風俗嬢になったきっかけ■ 「最初はピンさろに行きました。ピンさろだったら お口は使っても体は汚れないと思ったから。 日払い2万というお店に行ったんですけど花びら3回転のお店で、 30分の間に10分ずつ女の子が入れ替わってフェラするんです。 3人目に当たるとお客さんがぜんぜん行かなくて顎は痛くなるし 口の中に精液が残っていて気持ち悪いし、いちいちモンダミンで うがいをしていたけれども、そんな事しても全然意味ないとお客さんに 教わったんです。舌の裏側を見てみればものすごい毛細血管が走っていてそこに 1滴でも精液が入ったらもう感染する。それを教えてくれたのが 今のマネージャーです。彼に安全なお店を紹介してもらいました。 今の店に移る時にもそのマネージャーが探してきてくれた。 今はゴムフェラ、すまたのお店で安心して働いています。 ピンさろの時には1日20本ぐらい生尺していました 【ここまで】 ■買春常習@喪男チャットのログ■ 「終電が行っちゃった後にシャッターの閉まった駅ビルの前に立っている 女はみんなやらせるよ。何やってんのー、カラオケでも行かないって声をかけて」 「カラオケ行くのかよ」 「カラオケ行ってどうすんだよ。直行だよ直行」 「ゴムは」 「生に決まってんだろう」 「どこに出すんだよ」 「中に決まってんだろう」 「いくら払うんだよ」 「2千円」 「そんなに安いのかよ」 「財布みして、あれー2千円しかないや、ごめんねー、又ねー、で問題ないよ」 【ここまで】 飯島愛的なのがいい。プラトニックセックス的なのがいい。だから風俗がいい。 というのは浅はか? 風俗転職サイトをぐぐって表示した。30個ぐらい風俗店のバナーがちかちか している。その中の何個かをクリックしてみたけれどもみんな 「応募は電話の上面談」になっている。この面接っていうのが、 「六本木ヒルズでのお仕事」の面接と同じで、ある種の吟味でうざいんだよ。 そんな事しなくったって直接客と会えるんじゃないのか。プロフとか「即会い」系 とかテレクラとかで。 「テレクラ 渋谷」でぐぐって「べサメムーチョ渋谷店」というのを見付けた。 今度は「べサメムーチョ渋谷 女性」でぐぐって女性側入口を見付けて入ってみる。 「法令の改正により18歳未満はご利用できません。下記に電話して年齢確認を 行って下さい。0120****」 こうやってなんでもかんでも18禁にしたら、かえってダークな世界にもぐる と思うよなあ。だいたいどうやって電話で年齢確認をするんだろう。 電話してみよう。携帯使いたくないなあ。スカイプ使えるのか…使えるじゃん。 「こちらはべサメムーチョ年齢確認センターです。音声ガイダンスに従って 操作して下さい。なお操作はガイダンスの途中でも可能です。免許証、 パスポートで確認される方は1を、メールで確認される方は2を、 クレジットカード…」 2を送信。 「お客様の免許証、健康保険証などの生年月日の記載されている部分をデジカメ などで撮影してメールで送って下さい。確認が終わりましたら登録完了のメールを 折り返しお送り致します」 なーるほど。 ミチコ、ミチコ。ミチコの番号へ電話する。 「もしもし」とミチコの声。 「ミチコ? あたしだけど」 「アキコ? なにこの番号」 「スカイプからかけてんの」 「今どこにいんの?」 「まんきつ」 「家出したの?」 「ちょっと頼みがあるんだけれど」 「うち泊めらんないよ」 「そうじゃなくて、ミチコ車の免許もっているよねえ」 「えー?」 「その生年月日の所だけ写メして送ってくれない?」 「はあ?」 「お願い」 「なんに使うのよー」 「生年月日の所って住所とか写っちゃうの?」 「ちょっと待って」ごそごそ音がする。「写らないけど」 「だったら送ってよお」 「なにに使うのよー」 「テレクラ、のサクラ」 「はあ?」 「お願い。ぜったいに迷惑かけないから」 「やばくない?」 「ぜったい大丈夫」 「ケイコに頼めばいいじゃん」 「ケイコまだ17じゃん」 「はぁ」 「お願い」 「なにが起こっても知らないよ」 しばらくするとミチコからhotmailに写真が来た来た。 写真だけコピペしてテレクラに送る。後は登録完了のメールを待つだけか。 しかしこういうのはミチコが警告しているみたいにヤバイのか。 ヤクザものでも絡んでいるのか。だけれどもヤバければヤバいほどこういう感じ。 やばさの度合い 低い < 高い 生活 < 棲息 給食 < コンビニ弁当 高田万由子< 飯島愛 うざい < お気楽極楽 だから全然怖くない。 hotmailにテレクラから登録完了のメールが キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! べサメムーチョ渋谷に電話する。 「こちらはべサメムーチョ渋谷店です。音声ガイダンスに従って操作して下さい。 お客様のIDを入力して下さい」 送られてきたIDを入力。 「お客様の希望する年齢層を入力して下さい。希望がない場合はそのままお待ち 下さい。…おつなぎ致します」 「もしもし」男の声がした。ドキドキする。 「もしもし」と私。 「今、どっから?」 「渋谷です」 「いくつ?」 「じゅーはち」 「えっ。学生?」 「ぷーたろーです」 「緊張してる」 「私、はじめてなんです」 「そうなんだ」 「あのー」いきなり私は聞いた「テレクラに来る人って目的って」 「そりゃあ、そちらの思っている通りですよ」 「出会いですか」 「そうだよ」 「それって有料なんですか?」 「そりゃあケースバイケースでしょう。30超えた女で、 ただでもいいからって人もいるし」 「私、お金ほしいんです」 「いくら」 「いくらが相場なんですか?」 「そりゃあ若くて綺麗なら。誰に似ているの?」 「うーん。大塚愛とか」 「それが本当だったらオールで2万ですよ」 「オール?」 「寝る前に2回、朝1回って感じだな。ショートならいちごーだな」 「コンドームは」 「もちろんするよ」 「フェラも生はいやなんですけど」 「それだったら1万だなあ」 「1万かぁ」 「どうする」 「やります」きっぱり。 「じゃあさあ、道玄坂の上って行くとドンキホーテがあるでしょ。 そこを通り越して東急のへんまで行くと「ちりめん亭」っていう ラーメン屋があるから。分かる? そこを左に曲がるとクラブエイジアっていう クラブが…。ちょっと待って。待って。そんなとこまで行ったら地回りに 何か言われるなぁ。やっぱラーメン屋の前で待っていてよ」 「時間は」 「8時」 「分かりました」 「じゃあ俺の携帯教えておくよ。いい? 080−****。 そっちの番号も教えてよ」 「携帯持っていないんです」 「本当?」 「本当なんです」 「おかしいなあ」 「本当なんですよ。お金がなくて止められてんです。でなきゃあこんな事 しないし」 「言っておくけどブスだったり「もたせ」の雰囲気があったらスルーするよ」 漫キツを出てもまだ7時だった。 センター街の中に入って行く。お腹減ったなあ。「はなまるうどん」があった。 あそこのザルうどんだったら食べられる。でも麺つゆには出汁が入っている。 ampmで醤油を買ってから「はなまるうどん」に入った。 ザルうどんとアミノタブレットで夜ごはん終了。 道玄坂に出てドンキホーテの方に歩いて行く。だんだんどきどきしてきたな。 どんな男が来るんだろう。ドンキの隣のフレッシュネスバーガーのところに 公衆電話があった。イザの時のためにエイジにでも電話しておくか。 いいや。もう。面倒臭い。 ちりめん亭の前で待っていたら8時ジャストに男が現れた。 ユースケサンタマリアを更にひ弱にした感じ。これだったら武力衝突になっても 私が勝つんじゃないか。 「大塚愛さんですよね」ユースケが言った。 「そう」 「じゃあ行こうか」と言うと男と私は円山町に入って行った。 クラブエイジアの裏のラブホに入る。 部屋のドアを閉めると男が大きく感じた。そうでもないな。 「緊張してる?」とユースケ。 「ちょっとは」 「ビールでも飲む?」 「じゃあちょっと」男から渡された缶ビールを一口飲む。「ここら辺って ホテルばっかりなんですね」 「来たことないの?」 「ないですよ」 「敬語使わなくっていいよ」 「来たことないよ。はじめて」 「彼氏はいないの」 「いたけど。別れちゃった」ビールを飲む。「最初から付き合ってなかったかも」 「若いといいよなぁ」 「お兄さん、幾つ?」 「いくつに見える」 「35ぐらい」 「まあそんなもんかなぁ」というと男はネクタイを外しだした。「じゃあ そろそろいい」 私も脱ぐ。パンティ1枚になった所で「これも?」と聞いた。 「ぜんぶ、ぜんぶ」男が脱がしにかかってくる。「すっぽんぽんになって頂戴」 すっぽんぽんになった私を身をそらせて観察する。「綺麗なおっぱいしてるねえ。 こういう境目のないびーちくが若いびーちくなんだよ」 「すけべ」 「お尻も見せて」というと手を伸ばしてきてさするようにマッサージしていたが、 お尻の割れ目に指を這わせて来てそのまま性器に触ってくる。 それからベッドに移動して乳首をなめられた。 「硬くなってきたよ。こうやってこりこりすると感じる? 感じる?」 鳥肌がたっているだけだよ。ぞっとすれば乳首は立つんだよ。 それから今度は性器を舐める。のどの乾いた旅人が洞窟の壁をつたう 一筋の水を吸うように吸って吸って吸いまくる。 後はコンドームして挿入して30回ぐらい腰を振ってフィニッシュ。 「いやーよかったよ」冷蔵庫からリポビタンDをもってくるとユースケが言った。 1本私にくれる。「山田花子がテレクラのドラマに出てからさあ、 ぐーっと女の子のレベルが落ちたんだよねえ。5、6年前のドラマだけれど」 「そんなに前からやってたの?」リポビタンDを飲む。甘くて美味しい。 こんなちょっとで80キロカロリーもあるんだ。 「その前はもっと凄かったんだよ」 「なにが?」 「俺のセックスライフ」 「どんな風に?」 「いいよ、引くから」 「じゃあいいけど」 「でも本当は聞きたいんでしょ?」 「話したかったら話してもいいけど」 「10年ぐらい前はね、関東一円に、国道16号の外側あたりにストリップ劇場が 点在していたんだよ。そんで本番まな板ショーっていうのがあって、 ジャンケンで勝った奴がステージに上がってやるんだよねえ、 みんなの見ている前で。女は10代のフィリピン人でさあ。 そういうの俺やってたんだよ。1日3回も4回も。で劇場が潰れた後は 乱パブにはまってね、ふるちんであぐらをかいて店に入ってくる女を 待っていたわけよ」 「なにそれ。武勇伝の積もり?」 「そうじゃないんだよ。そこまで破廉恥な俺がね、会社でゴルフとか行くとね、 風呂場でちんちん見られるのが恥ずかしいんだよねえ」 「はは」なんとなく笑った。「素人童貞?」 「テレクラとか乱パブとかセックス前提で始まれば平気なんだけれどもね」 「それは多分、あれだよ。素人の女は給食なんだよ」 「給食?」 「絶対に残しちゃいけないって思うから緊張するんだよ。そんでテレクラの女は コンビニ弁当なんだよ。金払ってんだから捨ててもいいみたいな」 「ふーん」と言うと男は自分の股間を見た。「又立ってきた。俺、抜かないで 3回行けるんだよね」 「ダメダメ」と私。「ショートだったら1回でしょ」 「あと5千円払うから」 「ダメ」 「じゃああと7千円」 「ダメ」 「じゃあいくら」 「携帯買って」と私は言った。「プリペイドの」 「いくらするの?」 「1万5千円ぐらい」 「それじゃあホテル代入れたら3万の出費じゃない。そんな金ないよ。 携帯代、半分自分で出してよ」 「なに?なに? 1万円私にくれて、そこから7千5百円出せって事? そうしたら2千5百円しか残らないじゃない」 「だって1万5千円の携帯が手に入るんだからいいじゃない」 という訳でもう一回やって石鹸なしでシャワーを浴びてドンキで携帯を 買ってもらって彼とは別れた。 ドンキに展示してあったPCからログインしてお母さんにメールを打つ。 「やっぱり今夜は帰りません。 悪い事は何もしていません ちゃんとした所に泊まるので安心して下さい 心配をかけてごめんなさい」 つづく。
メールアドレス
パスワード
※書き込みにはメールアドレスの登録が必要です。
まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「●連載」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE