●連載 #0665の修正
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★内容(1行全角40字未満、500行まで)
4.考察 すっかり秋らしくなり、体も楽になりました。夏は暑さに耐えるのが大変 で、体力にも余裕がありませんでしたが、今は冷房も暖房もいらない過ごし 易い季節となりました。「スポーツの秋」だとか、「読書の秋」だとか、「 食欲の秋」などと言いますが、本当にそのことが実感できる今日この頃です。 今月初旬に妻と高尾山に行って来ました。10年半振りのハイキングでし た。暑さに耐えるだけでほとんど運動らしい運動をしなかった夏の間に体力 が衰えていたことを感じました。ストレス解消となり、忘れていた何かに気 付き、今後の指針となりました。手近で特に何も準備せずに気軽に出かけら れるということで、高尾山は本当に良い行楽地だと思います。妻と「紅葉の 季節にまた行こう」と決めました。 ★世界経済が大変なことになっている ギャンブルで儲けようとする人たちがいるから株価や為替レートが乱高 下するわけで、赤字、倒産、失業、年金の目減りや消失、弱小国は国家財 政が危うくなったり、世界中が大変を迷惑を受けているわけです。金融取 引からギャンブル性を取り除いて、世界経済がもっと安定的に発展できる よう制度改正を行なうべきです。急成長や一獲千金ではなく、ゆっくりだ が安定した経済が営めるよう改正すべきです。経済がこのような状況では 温暖化対策もままならない。 ★夏の終わりの恒例行事 夏が終わったので頃合いを見計らって「夏に向けた恒例行事」とは逆の ことを行ないました。これで夏の後片付けは全て終了しました。 ☆10月16日 ・ベランダ屋根のUVシート収納 ベランダの屋根の上に敷いていた日除けのためのUVシートを西端 で丸めてその位置に紐で固定しました。 ・玄関サッシ格子の目隠しネット収納 玄関サッシはほとんど開ける必要がなくなったので、サッシ格子に 巻き付けてあった目隠しネットを外し、所定の場所に収納しました。 ★エコワットを10台体制に拡充 先月に7台体制に拡充したエコワットですが、今月、更に3台追加し、 10台体制となりました。具体的には下記の3台です。 これにより主な電力消費源が全て把握できるようになり、エコワットの ラインナップが完了しました。 注1)エコワットには料金、電力量、時間を表示する旧型とこれに加え CO2排出量も表示する新型のものがありますが、CO2排出量と してはその都度把握する必要はなく、また測定精度は新旧とも± 10%と変わらないので、安価な旧型に統一して使っています。 ☆炊飯器等用エコワット・・・10月7日 電子炊飯ジャー、電気圧力鍋、トースターの電力使用量を測定します ☆オーブンレンジ用エコワット・・・10月22日 オーブンレンジの電力使用量を測定します。オーブンレンジは主にレ ンジ機能で冷凍ご飯を温めるために使用しています。 ☆ダイニングテーブルのコンセント用エコワット・・・10月26日 ホットプレート、リビング扇(夏季のみ)、自作ダイニングコタツ( 冬季のみ)等の電力使用量を測定します。食卓でホットプレートを使用 している時に、同時に電子炊飯ジャーや電気圧力鍋やオーブンレンジ等 の消費電力の大きい電気器具を使用するとブレーカーが良く落ちたので、 3年位前にダイニングテーブルの足部に別系統のコンセントを設けまし た。このコンセントに刺す電気器具の電力使用量を測定します。 今年から自作ダイニングコタツの熱源をミニホットマットや一人用の アンカからコタツ用ヒーターに変更することになったので、CO2排出 量が増えないよう消費電力管理のためエコワットを導入しました。つい でにホットプレートがどの位電力を食うものなのかを把握します。 注2)ダイニングコタツはちょうど今から3年前に自作したものです。 その時の経緯が「#473 2006/01/13 ◎8−12月度 CO2削減 実績報告 〜そのA〜」に書かれているので参照してください。 注3)熱源は省エネのため昨シーズンまでは一人用のホットマットとア ンカを併用していましたが、いまいち暖かくなく、コタツの中で コードがゴチャゴチャし具合が良くありませんでした。 定格600Wのコタツヒーターでも「弱」にすれば自動温度調節 機能で消費電力を100W以下に抑えられることを見込んで導入 に踏み切りました。このコタツヒーターは電子制御で温度調節が 「●・・弱1357強」のように無段階に調節できるようになっ ており、「弱」の下の下の下の「●」にすれば、アンカ並みの 消費電力に抑えられるのではないかと期待しています。これを確 かめる目的もありエコワットを導入しました。 注4)コタツヒーターは通常のコタツ同様、自作のサブテーブルの下面 に取付けました。 ★今月の用途別電力使用量 10月度の10台のエコワットの集計結果は下記の通りです。 用途等 消費電力 割 合 (Wh) (%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 冷蔵庫 108190 49.63 炊飯器等 2130 0.98 (22日間) オーブンレンジ 1210 0.55 ( 7日間) DKテーブルコンセント 450 0.21 ( 2日間) 32V液晶 19530 8.96 妻コンセント 16640 7.63 洗濯機 420 0.19 PC関係 31330 14.37 AV機器 14780 6.78 冷風扇等 500 0.23 その他 22820 10.47 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 全体 218000 注)電気の10月度とは今年は9月30日から10月29日の29日間 でした。東京電力の検針日により決めています。 トップは「冷蔵庫」であることには変わりありませんが、秋が深まり、 先月の54.05%から49.63%に更に使用割合が減りました。 2位も「PC関係」で変わりなく、使用割合もほとんど変わっていませ ん。 3位はエコワットで測定していない「その他」が上がり、「妻コンセン ト」は順位を一つ下げて4位となりました。 5位は今月も「AV機器」でした。「冷風扇等」は換気扇をたまに回す 程度になったので、ほとんど無視できるレベルまで下がりました。 それから今月から集計対象になった洗濯機は、1回当たり80Wh前後 しか電力を食わず、月に5回位しか洗濯しないので無視できるレベルであ ることが分かりました。今月途中から測定を始めた「炊飯器等」は1回当 たりの消費電力は大きいですが、まとめて炊いて冷凍するので、月間では 使用割合が1%強程度のものであることが分かりました。その代わり冷凍 する時に冷蔵庫の消費電力がかなり大きくなりますが、毎日ではなく数日 に1回のことなので、消費電力としては毎日炊く場合と大差はなく、冷凍 にして便利に美味しくなる分メリットがあると思います。 最後に追加した「DKテーブルコンセント」はこれから冬になり、自作 ダイニングコタツを使うようになると大きな使用割合を占めるようになり ます。今シーズンから熱源をホットマットやアンカからコタツヒーターに 変えることで電力使用量がどうなるのか、最大の注目点になります。 それでは今月の削減実績を見て行きます。 ★電気の削減実績 電気は目標211KWhのところ実績218KWhと目標を少しオーバ ーしましたが、目標の誤差の範囲内です。この時期は扇風機もコタツやア ンカの類も使わないので、1年中で最も電力使用量が少なくなる時期の一 つです。 年初からの累計では目標2488KWhのところ実績2499KWhと 目標を僅かにオーバーし、達成率は99.6%でした。 ★ガスの削減実績 ガスは目標11m3のところ実績12m3と目標を1m3オーバーしまし たが、先月は逆に目標より1m3少なかったのでとんとんとなりました。 入浴は1カ月を通して1日置きでした。風呂水の再利用回数(初回も含 む回数)は平均2.8回でした。基本は3回なのですが、臨時の洗濯物が 出て、それまでに溜っていた洗濯物と一緒に洗濯をし、再利用回数が2回 になったことが1度だけあったからです。11月も入浴は1日置きで、風 呂水の再利用回数も3回が目処になります。そして12月からは入浴を2 日置きに減らし、それに連れて風呂水の再利用回数も2回に減らします。 これにより1年を通してガスの使用量がほぼ一定になるというわけです。 年初からの累計では目標118m3のところ実績も118m3となり、達 成率100.0%で目標をクリアーすることができました。 ★水道の削減実績 水道は目標24m3のところ実績21m3と目標より大幅に少なくなりま した。今年は毎月(隔月)目標より2、3m3少なくなっています。水道 については電気のようには細かく測定しておらず、水道局による2カ月に 1度の検針で使用量が分かるだけなので原因は分かりません。原因の把握 は毎日、水道メーターの指針を記録しておけばできるでしょうが、水道は 電気やガスのようにはCO2を排出しないので、重要度が低いということ で行なっていません。またこれまでの取り組みで大幅に節水しており、こ れ以上節水する余地もないので、このまま続けたいと思います。 年初からの累計でも目標104m3のところ実績93m3と目標より大幅 に少なくなり、達成率111.8%で余裕を持って目標をクリアーするこ とができました。 ★CO2 の削減実績 この結果、今月のCO2 排出量は目標36.20Kgのところ実績37 .20Kgと目標をややオーバーしましたが、年初からの累計では、目標 390.72Kgのところ実績390.28Kgと目標内に収まり、達成 率100.11%でどうにか目標をクリアーすることができました。 私たちが排出したCO2 は大気中に溜り二度とは回収できず、地球環境と そこで暮らす私たち自身に害悪を及ぼし続けます。省エネをすれば確実に害 悪は減ります。 失われた生物種は二度とは戻りません。失われた生態系も回復は極めて困 難です。地球環境は私たちの生存基盤です。損なわれれば私たちは生きて行 けなくなります。贅沢過ぎる生活を改めれば良いのです。 今日からあなたのできることすぐに始めてください。みんなの努力で私た ちのかけがえのない◎地球環境を守りましょう!!! ヨウジ P.S.CO2 の計算には下記のフリーソフトウェアを使ってください。 VECTOR http://www.vector.co.jp/pack/dos/edu/science/co2_122.lzh 01/01/02 136625 地球温暖化対策プログラム(光熱費等の使用量からCO2排出量を計算 説明ページ: http://www.vector.co.jp/soft/dos/edu/se035828.html 私のホームページからもダウンロードできます。(下記URL) *--------------------------------------------------------------------* | Backup&Copy BCOPY / Shell&Menu SMENU / 地球温暖化対策Program CO2 | | PC-VAN:CKG36422 e-mail:CKG36422@biglobe.ne.jp | | Home Page http://www5b.biglobe.ne.jp/~youji/ | *--------------------------------------------------------------------* P.S.最近、テレビで放映されている環境関連番組では二酸化炭素の排出量を 二酸化炭素換算で表示していますが、私の報告書では炭素換算で表示し ているので注意してください。 フリーソフトのCO2.EXEでは 「C = 0.120 Kg(CO2 = 0.440 Kg)」 のように両方表示しているので、換算する手間が省けます。
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