●短編 #0446の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
私の家では防犯のため一晩中玄関先に灯りをつけています。そこに羽虫やその他の昆虫 が集います。その虫たちを食べにわりと大きなやもりと中ぐらいのやもりがやってきま す。 2匹を観測していたら羽虫が油断をしている間にさっと動いてぱくりと食べます。ぱく りぱくりぱくり何度も同じことをしていて見ていてなかなか飽きません。 深夜人は寝てやもりは羽虫を食べる。 日が昇ると同時に羽虫は消え、やもりもどこかの影に隠れるはずなのですが、家の構造 のせいとやもりが太りすぎて、玄関のガラスとサッシの間に挟みこまれて、逃げ出すこ とができません。逃がしてやろうと無理して出そうとするとしっぽがちぎれて、しっぽ のないやもりになると可哀想だからそのままにしておきます。そうやって何もせずに見 守っているといつの間にか抜けだしています。 私も家族もやもりのことは気にかけていて、今夜はもうやもりでてきたよとか言って玄 関のガラスに貼りついたやもりを優しく見ています。 だけどここ2.3日気になることがあります。中ぐらいのやもりだけが姿を見せて、大きな やもりの姿が見えません。大きなやもりは食物連鎖の中に取り込まれて、より大きな動 物に食べられたのかなと心配しています。できれば11月にはいってから寒くなったの で冬眠したと考えたいです。中ぐらいのやもりも玄関の羽虫をいっぱい食べて、そろそ ろ冬眠すればいいのにと思っています。 そして来年の春、大きなやもりも中ぐらいのやもりも冬眠から目覚めて、また玄関に現 れてくれるのを祈っています。こうして人にもやもりにも平等に季節は巡るのですね。 来年の春に元気に現れてください>二匹のやもりくん
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