●短編 #0406の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
私には景色に対する印象が2つある。 それはどういう感じかというと 強いて言うなら鏡のこっちと向こうみたいな感じか。 子供の頃からそうだった。 子供の頃家の前に三角形の公園があり、そこを一周まわってくると 印象が変わり、もう一周まわると又元に戻りと。 子供の頃から家の近所、親戚の家の近所 などなどには2つの印象をもっていたので、途中でスイッチしても 迷う事はなかったが 新宿とか澁谷など、片方の印象しか持っていない場所で 突然スイッチすると右も左も分からなくなった。 こういう場合には家から頭の中で今いる位置までたどりなおせば元に戻るのだが。 これを私はただの方向音痴だと思っていたのだが。 最近になり、ミクシィの方向音痴やら脳科学のコミュに書き込んで 「私と同じ症状の人いませんか?」とか聞いてもいない。(脳科学のコミュには 一人いたか)。 で、最近になってどうもこれは脳が普通の人と違うんじゃないかという事を ネットでぐぐって知った。 人間には海馬経由で入る記憶と、尾状核経由で入る記憶があり (後者は、繰り返し学習などに使う大脳基底核?の部位で、 繰り返し=強迫観念などはここ経由で起こるらしい) ネズミを使った実験によると、海馬経由で入る記憶は どこか上空から餌の位置を把握した様な感じになり ネズミを迷路のどこに放しても餌にたどり着くが 海馬に損傷を与えたネズミの場合には、 例えば「コーナーを3つ曲がった所に餌がある」 みたいな記憶しかなく、スタート位置を変えられると 餌にたどり着けないという。 だから私の方向音痴は、尾状核経由で脳に入ってきた記憶なのかとか。 疑問もある。 もしそうであるなら、風景に対する印象が2つではなくて 3つ、4つとあってもよさそうなもの。 あと、例えば小学校の失業アルバムを見ていると、 「このスナップは印象A」とか「これは印象B」とか 何故かエピソードと結びついている。 あと、最近になって、自分の卒業した高校の付近で 印象が普段のとは違う方にスイッチして 同時に当時の思い出がだーっと蘇るという経験をした。 ここらへんが多重人格と関係あるんじゃないか。とか。
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