●短編 #0277の修正
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昨日阪堺線の電車に乗ってきた。阪堺線というのは、堺市と大阪 市の天王寺あるいは日本橋を結ぶ路面電車のことである。そうまだ 大阪にも路面電車は走っているのである。一時はあちこちで走って いた路面電車も、車の邪魔だとか何だとかでどんどん廃止になって、 今では本当に数が少なくなってしまった。大阪ではたぶん、この阪 堺線だけじゃないかな。 ワタシが乗ったのは、住吉大社前からである。住吉大社を参拝し たあと乗った。1両編成の小さな電車。いわゆるちんちん電車であ る。中央に乗り口があり、運転席横に降り口がある。料金は堺市内 大阪市内だとそれぞれ200円。両市にまたがって乗ると290円。 しかし別に整理券がでるわけでもないので、自己申告制だと思われ る。このあたり今時のどかだな。 電車は道路のなかを走っていく。まあほとんどバスと思えばいい のだが、でもやはりバスとは乗り心地が違う。ふと、鎌倉の江ノ電 を思い出した。あちらは路面電車ではなく歴とした電車であるが、 何か雰囲気が似ているようでもある。 20分ほどで終点の恵美須町に到着した。ここは要するに家電の 街日本橋のことである。地下鉄で恵美須町駅日本橋駅とあるのだが、 日本橋駅で降りると、電気街とはかなり離れたところになってしま う。恵美須町駅で降りるのが正しいのだ。このあたり、神田の古本 屋街にいくのに、神田で降りたら遠くてお茶の水駅で降りたら正解 というようなものだな。 しかし、路面電車に乗って街をいくというのも、何か楽しくてい いね。町中の小さな旅というやつだろうか。そのせいか、一日中に こにこしていた。
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