●短編 #0275の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
今日で再開して4回目か。そしてはや息切れである。もう書くこ とを思いつかない。思いつくことといえば、以前書いたことばかり。 同じこと書いてもしょうがないしな。やっぱり作家なんか向いてな いのかな。今現在でも面白おかしく暮らしているし、あえて面倒な 書くことをしなくても、べつに問題はないわけだし。 子供のころから、ワタシはいつか本を書くのだと思っていた。2 0代に世界のあちこちを旅したり、いくつもの恋をしたときも、こ れはいつか書くのだという意識はあった。その意味では、ワタシの 今までの人生というのは、大いなる助走とでもいうべきものだった と思う。でも助走だけで50まで来てしまった。本線へ入らないま ま来てしまった。おいおい、俺はどないなっているねん。というの が正直な気持ち。本来俺がやるべき役割があるだろう。そんな思い がある。その役割をやることなく、助走だけで人生が終わってしま うのか。 中島らもは、その遺稿である「ロカ」のなかで、「ひとには成す べき役割がある。その役割があるうちは、ひとは殺してもしなない。 しかし、その役割が終わってひとは、不条理に死んでいく」と述べ ている。そこだけでなくエッセイでもそんなことを書いてる。承知 のとおり、らもさんは階段から落ちて死ぬという不条理な死に方を した。ということは、らもさんは役割を終えていたのだろうか。な すべきことをなして、書くべきことを書いて死んでいったのだろう か。まだまだ書くべき事はあったように思うのだが。 ワタシの場合はどうだろう。成すべき役割とは。今現在の面白お かしく暮らしていることが、成すべき役割なんだろうか。それとも 別の役割があるのか。書くことがそうなのか。確かにワタシは子供 のころから、いつか書くのだと思っていたが。しかし、書くことは、 今は大いなる助走状態でしかない。ワタシの未来に書くという役割 が待っているのだろうか。待っていると信じたいけれどね。
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