●短編 #0258の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
風に向かって手をひろげ、風をいっぱいに受けると、身体がふわ っと浮いていく。そのままゆっくり上昇していく。木や林や家の上 空をゆっくり旋回しているワタシ。 というような夢を結構見るんだけれどね。 空を飛ぶ夢というのは、性的な意味があるのだと聞いたことある。 要するに、欲求不満がそんな夢をみさせるのだとか。うーん、そう かなあ。結構頻繁にオナニーしているし、溜まっているってことは ないはずだがな。精液が溜まっているかどうかではなく、セックス しているかどうかなんだろうかな。 筒井康隆の「ミラーマンの時間」というような題だったか、そん な小説があった。そのなかで主人公ミラーマンは、空を飛ぶ。その 飛び方がユニークというか。階段を登るときのように歩いて空に登 っていく。移動するときも歩いている。飛ぶんじゃなくて歩くんだ ね。 その小説を読んだとき、「あ、これワタシもそうだ」と思った。 ワタシも歩いて空を飛ぶ夢をみたことあったのだ。不思議なものだ な。こんな空の飛び方なんてワタシだけかと思っていたが、筒井康 隆もたぶんそういう夢を見たのだろう。何しろ歩いてるだけだから、 全然非日常じゃなくて、ありふれた日常のできごとだった。目が覚 めても、本当に空を歩いていたんじゃないかと思えるほどだった。 空を飛ぶ夢って楽しいね。何かとても愉快な気分になる。普通ひ とが歩いているときは平面を歩くわけである。二次元である。それ が空を飛ぶときは三次元である。それだけ自由度が高い。その自由 度の高さゆえだろか。自由に動ける度合いが高いほど楽しい気分に なるのかな。 今夜も空を飛ぶ夢をみれるかな。
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