●短編 #0100の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
菜緒ちゃんは2歳の女の子です。今日もきゃっきゃと家で騒いでいます。家の中で は玩具は散らかし放題、お食事をすればお口やらお顔やらお手手に、ケチャップをつ けまわっています。外に出ると、お馬を見に行きます。湖ではあひるのがーがーと遊 びます。そんな菜緒ちゃんが今日おかあさんのリングを見つけました。そしておかあ さんの見てないところ口の中にいれて遊んでいるとごっくんごっくん飲んでしまいま した。 おかあさんはしばらくしてリングがないのに気がつきました。これは大変、大事件 です。せっかくおとうさんがおかあさんとの結婚を祝ってくれたリングがないとおか あさんはおとうさん折檻されて、あんなことやこんなことをされてとても痛い目にあ います。でもいくらおかあさんが部屋を探してもリングはありません。それはそのは ずです。リングはもう菜緒ちゃんのぽんぽんの中に入っていたのです。おかあさんは いろいろ探しまわって後残すところは奈緒ちゃんのお腹の中だけということに気がつ きました。楽しそうにしている菜緒ちゃんを見て、おかあさんはむらむらと疑問が沸 き起こりました。もしかしたらこの菜緒ちゃんが、おかあさんの幸せを奪おうとして いるのかも? だから意地悪をして指輪を飲んだのではないか? そうおかあさんは 判断すると台所から包丁を持ってきて、ざくっざくっと菜緒ちゃんのお腹を切りまし た。びゅびゅびゅーーーー菜緒ちゃんのお腹から血が勢いよく吹き出ます。いたああ ああと菜緒ちゃんは泣き叫びます。 でもおかあさんはおとうさんから折檻されるのが怖いので、菜緒ちゃんが痛がるのに 心を鬼にしてざくざくざくと切り裂きました。ますますお腹から血が吹き出て、天井 にもぴゅっと血がつきました。後で洗えばいいわとおかあさんは考えました。おかあ さんは最初胃袋を切ったけど出てきません。次に腸の中をざくざく切りました。菜緒 ちゃんはまだ小さいのによくものを食べるので黄色く脂肪が溜まっています。おかあ さんは菜緒ちゃんもう中性脂肪が溜まっているから、太ってぶたぶたになりお嫁に行 けなくなるわ。菜緒ちゃんをダイエットさせましょうと思いました。そう考えて腸を あけているとキラリと輝くものがありました。リングです。おとうさんからもらった リングです。これでおかあさんはおとうさんから折檻されなくてすみます。おかあさ んはほっとため息をつきました。菜緒ちゃんのお腹からリングを取り出したので、菜 緒ちゃんのお腹を縫い合わせることにしました。じゅじゅじゅ、菜緒ちゃんの身体に ばい菌がはいるといけないので縫い針をライターで焼く音です。ぷちぷちぷち木綿糸 で、お腹を縫い合わせる音です。こうしておかあさんは菜緒ちゃんのお腹をもとどお りにして、菜緒ちゃんをお部屋で遊ばしました。 午後7時おとうさんが帰ってきました。 「ぱぱーおかえり」 「あなたおかえりなさい」菜緒ちゃんとおかあさんがいつものように出迎えます。 「今日の夕食はなんだい?」おとうさんは背広を脱ぎながらおかあさんに聞きました。 「今日はいい腸が入ったので焼き肉よ」おかあさんは言いました。 「わーい腸だ腸だ」菜緒ちゃんは長く伸びた腸をいじって喜んでいます。 親子水入らずの平凡だけど幸せな家庭の食卓から腸が焼ける香ばしい匂いとじゅじゅ じゅと音が聞こえます。いつまでもこんな幸せが続くといいなとおかあさんは右手の 薬指に輝くリングを見ながら思いました。
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