●短編 #0099の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
第2章 ミドガルドの森の征圧の翌日。黒の魔女はある人物に手紙を書いた。 Dear反乱の同志へ ロックガンバに反乱の砦を持つ「戦の天才児」ハンジ殿へー。 我々、四魔女反乱軍は本日、ミドガルド貴族古城を攻め落とし、反乱の拠点と する。 あの「天使の羽を持つ死神」カミュエルがいるので、苦戦を強いられることが 目に見え ている。できるかぎり、増援を送ってもらいたい。 貴殿の返事ー待つ。 この手紙を伝令兵に黒の魔女は渡した。 彼女、黒の魔女と妹である、白の魔女が反乱を起こした理由は、彼女らの母親が異教 徒であった為、公開処刑されたのであった。 もう少しで朝の軍議が始ろうとしている。前回の七人とー新たに加わった、モウユ ウ、ハイドが先に来ていた。 「おはようございます。黒の魔女殿。」 ハイドはいう。その美しい笑顔で見つめられると,感情を表に出さないクールな彼女も うっかり赤面してしまう。 彼女らが雑談をしているとぞくぞくと武将たちは集まってきた。 「では我々を勝利を誓い、乾杯!!」 軍議は始った。地図を取り出し,全身紅衣の赤の魔女は解説する 「森を征圧したのでミドガルド古城を囲むようにして、攻撃していただきたい。」 「自衛団が城外に出たら,城内へ爆弾の投下をお願いします、サジジ殿。」 なにやら、赤の魔女には作戦があるようだ。 「まかせなさい。」 サジジの心強い返事が返ってくる。 「モウユウ殿は正門の守護兵をたたいて、暴れてください。」 モウユウは苦笑する。 「ガージ殿は本陣後方守護を担当してもらいます。」 「おう。」 ガージは14歳の為,返事には尊重的な表現はない。 「ルータ殿は本陣前方守護を願います。」 快い返事が返ってくる。ルータは守護騎士道を学んだ珍しい貴族の子である。護衛は ルータにとって絶好の活躍の立場なのだ。 「分かりました。まかせてください。」 「フォルテ殿にはモウユウ殿が正門を叩いたあとに後方をたたいていただきたい。」 「了解しました。」 騎士兵と同じ大量生産された安っぽい長剣だが、フォルテが持っているとどこか違う。 「以上、他の諸将は中央地点で待機。異議はありますか?」 「・・・・・・・」 どうやら、赤の魔女の作戦は武将達に届いたようだ。 「では、諸将の安全な姿のままの帰還、祈る。」 この赤の魔女の一言と同時に、武将達は解散した。 「・・・・・・・・・森が焼かれなければいいのだけれど。」 ボソっと黒の魔女が言った。 「・・・・・・・・・・・・・」 その姿を森の番人、ハイドが見つめていた。 「あっ!!あれはなんだ?。。。。。。王都で反乱を宣言をした四魔女反乱軍じゃない か!!ここを落とす気だ!!!」 自衛団の一人が叫んだ。 「何!?反乱軍だと?このミドガルド一族には‘天使の羽を持つ死神ーーーー。つまり お前、カミュエルがいるではないか。」 ミドガルド一族のラクーツの命により、戦闘へ出る事を余儀なくされたカミュエルは、 五ヶ月前のある事件を思い出していた。その事件とは、『一斉翼族狩り』である。バス ラーニャの谷に拠点を持つ翼族は翼族狩りの理由を知らない。 「バスラーニャの剣はどこへ行ったのだろう。」 カミュエルはつぶやく。その時だ。 「伝令!!中庭が炎上しています。投爆されています!!」 迅速に投爆車を発見したカミュエルは自衛団の小部隊を向かわせた。 「全て爆ぜるがいい!!!」 叫んだのはサジジである。その時、カミュエル率いる自衛団の刃が飛んでくる。 「・・・・・っと。危ない。」 と焦りを見せながらも,サジジの持つ、ヨーヨーに酷似した、『シューター』と呼ばれ る武器はその刃を捕らえていた。 「俺様のシューターには王都の最高技術でつくられた生命細胞をズタズタにぶち壊す成 分を含んだ火薬が入っている。」 サジジはガスマスクを装着し,部下にも装着の指示をする。そして続ける。 「・・・・・この意味、分かるよな?」 サジジが言うと、カチッとスイッチが入ったようにシューターの火薬は爆発した。 「・・・ひっ・・・・!!!!!」 「召喚機構か・・・。」 赤の魔女はつぶやく。 「召喚機構。教祖マンリスコ・バーン。『ロンテックの変革』の際,教徒は全て國教に 変換されたはず。」 白の魔女は本を片手に言う。 「んじゃ、なんだ?アレか?リースはその生き残りだったってことかよ?」 「いや、リースはマンリスコの教え子だったそうだ。」 「そしてこの、白の魔女の母親も召喚機構の教徒だった。」 「・・・・・・・そういうことか。だから、二人で戦闘から離れてこうして調べている んだな。」 赤の魔女は思い立ったように言う。 「・・・・・って、そろそろ本陣に戻らねぇとヤバいんじゃないか?」 一方、本陣は大変な事態であった。立て続けに起こる絶望的な事態に、本陣に残ってい る、黒の魔女と青の魔女は沈黙するしかない。 「・・・・・・・・・・・・。」 「・・・・・・・・・・・・。」 彼女らを襲ったその絶望的な事態は、モウユウとハイドの前線退却。カミュエルの伏兵 攻め。カミュエルの出陣。 モウユウとハイドはミドガルド一族に森を全焼され、激怒し、退却してしまったので ある。そして本陣後方にカミュエルが仕向けた伏兵が潜んでおり、今,ガージが奮戦中 である。一方の本陣前方にはカミュエルが近づいてくる。まさに絶望的な状況であっ た。 「・・・・・・・・。」 二人の沈黙は止まらない。その沈黙を破ったのはガージだった。 「・・・・・・まだ、負ける訳には・・・。」 配下の歩兵に連れられながら帰ってきた。血だらけである。 「後方を守りきれなかった・・・・」 ガージは悔しそうに言う。しかし不思議な事に、伏兵部隊は本陣を叩きには来ない。不 思議そうに外を黒の魔女は覗いてみた。 そこには大量の屍と大量の兵士。その中で一際返り血を浴びている人物が二人いた。 そうやら彼ら二人がリーダーのようだ。片方が黒の魔女に気付いた。 「待たせたな!!ロックガンバの戦の天才児、ハンジ、ここに参上だぜ。!!」 「同じく、私の名はガバン。」 そして反撃が始った フォルテが苦戦しているところへハンジ。ガバンは向かった。 「−あなた達は?」 フォルテはいう。 「黒の魔女の命により、応援に駆けつけた。ロックガンバのハンジ反乱軍だ。」 ガバンは紳士のようにいう。 「おぉ、これは頼もしい。」 「伝令!!敵将カミュエル、投降とのことです。」 「なっ・・・・・。」 黒の魔女は焦った。カミュエルを迎えるか、否か。 「フォルテ将により、カミュエル、本陣へ向かっています。」 「・・・・・。」 「何!?カミュエルが反乱軍へ投降しただと!?」 ラクーツは怒鳴った。 「伝令!!敵反乱軍、総軍が迫っています!!」 「えぇい!!弓兵、構え!全て敵を射抜くのだ!!」 「で・・・・どうゆつもり?」 黒の魔女は静かに言う。 「・・・・・・、貴族が憎い。王族が憎い。」 静かに怒りを言うカミュエル。 「天使の羽を持つ死神カミュエルが、投降なんて、余程の理由があるのでしょう。戦闘 に出させてあげればいかがでしょう?」 フォルテはいった。 「だんまりじゃ仕方ない。戦闘に出させましょう。」 黒の魔女は母親のようだ。 「しかし、今後裏切らないこと。いいわねー?」 「いきましょう!!!」 「うぉぉぉおおおおぉぉぉおぉぉぉぉ!!!!!!」 カミュエルは自慢の双美刀を振り翳す。羽を持つ、カミュエルは弓兵にとって、絶好の 的だ。 「っく・・・・・。」 無数の弓がカミュエルの羽に刺さっていた。カミュエルは捨て身で双美刀の片方を投げ た。 その刀がラクーツの喉を貫いた。 「敵総大将、ラクーツ・ミドガルド、討ち取ったー!!」 「うおぉぉぉぉぉ!!」 兵士たちの歓声が響き渡った。 「ここに我等の勝利を宣言する!!」 黒の魔女は叫んだ。 「ふん。あれが四魔女反乱軍か・・・。」 といったのは、リースだった。『望遠鏡』という変わったものを片手に。 「カミュエルが投降となると、結局,私と戦うということになりますね。」 長髪の男が言う。背中には羽が・・・・・・。 リースはフォルテを見た。 「・・・・・っま、、、まさか・・・・・・。」
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