◇フレッシュボイス過去ログ #9187の修正
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スカパー!開放を利して、チャンネル銀河で放送の松本清張ドラマ「たづたづし」を 録画視聴。 農林水産省に勤める課長補佐の仙川は、パチンコ屋から飛び出してきた若い女に、請 われるままにお金を貸したことから、面倒な事態に巻き込まれる。偶然の再会から肉体 関係を持つに至り、やがて結婚を求められる。仙川は妻がいる身。加えて、女には殺人 で服役中の旦那がおり、一週間後に出所する予定だという。これ以上のトラブルを避け るには、女を殺すしかない。仙川は出張の継いでの逢い引きを装って女を誘い出し、長 野の山中で首を絞め、目的を達した――かに見えた。 遺体が発見されぬまま一年ほど経った頃、週刊誌にとある記事を見付け、仙川は驚愕 する。犯行現場近くの喫茶店に、記憶喪失の若い女が現れ、記憶を取り戻せないまま住 み込みのウェイトレスとして働いているという。殺したと思っていたが、息を吹き返し たのか? このままにはしておけないと、仙川は車で問題の喫茶店へ向かい、くだんの ウェイトレスを観察し、記憶が戻る前に始末せねばと考え始めるが……。 半ば辺りまでの粗筋は以上です。 久々に、清張ドラマで面白いと感じた。推理物としては不満がある(終盤のひっくり 返しの連続は見事だけれど、伏線がほとんどなく、膝を打つ感覚に乏しい。仙川の行動 原理がやや不安定。他の登場人物にしても、常識からはかなり外れた動きをする等)の だけれど、それでも一定の満足感はありました。中村雅俊演じる仙川が、エリート役人 の割には、妙に小心者というか小市民的で、二枚目ぶりと情けなさとのギャップがよい (笑)。 エンドロールを見ていると、「翻案 夏樹静子」と出たのでびっくり。清張による原 作小説に、夏樹静子が多少手を加えたってことかあ。今回視聴して面白く感じたのは、 夏樹静子テイストによるものなのか否か、俄然、原作を読みたくなってきたです。 ではでは。
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