◇フレッシュボイス過去ログ #9088の修正

★タイトルと名前

★内容（1行全角40字未満、500行まで）
　ＷＯＷＯＷのドラマ「ふたがしら２」最終回を録画視聴。ネタバレ注意。 　壱師は囚われた弁蔵を奪還すべく、動く。甚三郎と蔵蔵のつながりを知る宗次は、甚 三郎とのみ取引をし、壱師が仕事から手を引くことを条件に、弁蔵を取り戻す。これを 知らされていなかった蔵蔵は、壱師の謀により、別邸地下にいるところへ火盗改めの一 団を呼び込まれた挙げ句、徳川の家紋入りの千両箱や壱師に盗みを命じる手紙などを押 さえられ、御用となる。 　ともに悪事に荷担していた上司から毒酒の杯を牢で受けた蔵蔵は、それを見破り返 す。その後、切腹をする寸前のところを、甚三郎の一味に助け出され、正式に仲間にな る。 　甚三郎の一味は、弁蔵と宗次が不在の壱師の根城を急襲。壱師の郎党は壊滅状態に。 最後の一人おつた（かつて壱師の手で置屋から救い出された若い女）も殺されそうなと ころへ、おこん（甚三郎に付いているが事情を知らされていなかった）が現れ、見逃さ れる。 　おつたにより事態を知った宗次は、仲間のいまわの際の忠告に反し、甚三郎のアジト に単身乗り込む。 　――全部ネタバレにするのも何なので、この辺まで。 　これまでの作風とは一変して、昔のリアリズム風時代劇映画の如く、殺陣が連続し て、しかも血しぶきが派手に飛び散り、そこら中が赤く染まる。 　しめに入る流れも、やたら重くてシリアスで、え、痛快時代劇エンターテインメント じゃないの？って戸惑ってしまった。別のドラマみたいだわ。 　ただ、それほどまに色をがらりと変えた最終回の割に、キャラクターの配置には凄く 納得できた。こういうことがやりたかったのねと。これだけ滅茶苦茶しておいて、まだ 続きを作れそうな感じで終わるのも凄いかも。 　ドラマ“Ｗ”の“ふた”がしら、“第二”シーズンと２が並んだ感のあった本作です が、果たして第三シーズンも作られるのかしらん。 　ではでは。
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