◇フレッシュボイス過去ログ #9076の修正
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自分のアンテナ、すっかり低くなって、オール讀物新人賞とオール讀物推理小説新人 賞が統合されたことすら知らなかった。orz 有栖川有栖が選考委員に加わったからといって、本格推理作品が急増するとは考えに くいような。歴代受賞作の醸すイメージが先に立つんじゃないかと。 NHKのドラマ「スニッファー嗅覚捜査官」第一話を録画視聴。 人間離れした嗅覚の持ち主である華岡信一郎(阿部寛)は、特殊かつ重要犯罪発生時 にのみ、警察に呼ばれる事件解決コンサルタント。目の前の人間が何時間前に何と接触 したかが分かるだけでなく、感情の動きも察せられる。火薬の匂いをかぎつけて船での 爆弾テロを防ぎ、殺人現場の残り香から犯人の性別や年齢層、持ち物等までも看破す る。 主人公の能力の万能感が、ちょっと極端だなあ。相当時間が経過していても正確に言 い当ててるし、事件と関係のない様々な匂いが漂っているだろうにきちんと嗅ぎ分けら れるのも都合がよすぎるような。 海外でヒットしたドラマのリメイクだからか、テンポはよい。展開が早いどころか、 必要と思われるシーンすらすっ飛ばしてる(苦笑)。もう少し、場面と場面のつながり を大事にしてほしい。加えて、情報量が多い作品なのだから、せめてテロップを読む時 間をもっと取ってほしい。反面、事件の部分だけを取り出してみると、シンプルで薄 味。第一話は、作品の傾向やレギュラーキャラクター紹介の側面もあるため、仕方ない んでしょうが、動機が一応社会的だった分、物足りなさを感じたです。次回以降は凝っ た話になるのかな。 華岡のお守り役を務める小向刑事(香川照之)は、いい味を出しているものの、初回 を観た限りでは、無能ぶりが際立って、刑事としてよい面がなかった。会ったばかりの 人とすぐ親しくなれるという属性が与えられているようですけど、特段、活かされては なかったし。 てことで、物足りない点はたくさんある反面、これからよくなりそうな気がしないで もなし。阿部寛が、鼻孔にしている詰め物を特殊器具で引っこ抜くシーンだけで、笑い が取れたり奇異さを表現できたりするのは、強みだ。 ではでは。
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