◇フレッシュボイス過去ログ #9051の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
なかなか気付けないだけで、偶然はしょっちゅう起こっているのではないかという 話。 昨日、加藤元浩の漫画『Q.E.D.証明終了 iff』第二巻(講談社)を読み返し ているとき、慣用句としてのpublish or perish の意味を改めて強く認識した。出版す るか破滅か。研究論文を発表しない研究者は死ぬだけだ、というニュアンスで使われ る、研究者にとっての戒めの言葉らしい。 その夜、ベッドに入って寝る前に本を少しだけ読もうと、もう何度も読んでいる『刑 事コロンボ完全捜査記録』(宝島社)を適当に開いたページが、「第三の終章」。この エピソードの原題が「publish or perish 」なのでした。 偶然に驚く以上に、今まで気付かなかったことに驚くわ(汗)。 「今の現状」はおかしい・重複表現だと指摘する人がいても、「昔の古風な」はおか しい・重複表現とは言い切れない? 昔だけど古風じゃないものはあるし、たった今作られたけれども古風なものもあるは ずだから。古風っていうのは、割と曖昧な表現だなと。 ではこれが、具体的な表現だったなら? たとえば「三十年前の古い○○」だとどう か? 見方は分かれるかもしれませんが、少なくともこれも重複表現とは言い切れないケー スが出て来るでしょう。「三十年前の古い○○」この○○に入る物事によって、変わっ てきてしまう。 「三十年前の古い恒星」なんて書くと、これは表現云々以前に、認識間違いになりそう です。「三十年前の古い細胞」と書くと合っているようだけど、その細胞が実は「三十 年前から分裂し続けている細胞」と書くと、それを古いと言っていいのか迷いが生じ る? そもそも「古い」もまた主観の入り込む余地があって、「三十年前の日記」が古いと 言えるか新しいと言えるか、客観的には決められないのではないかと。何年前からなら 確実に古いと言えるのか、逆に新しいのは何年前からなのか。その基準は、六十歳の人 と百二十歳の人とでは違ってくるのか等々。 そういえば、マジックの演目でも、一時期、ビルを消すマジックは“新しく”、トラ ンプを当てるマジックは“古い”と世間で見なされていた頃があったと思うです。今h 多分、逆になったと言えるんじゃないかしらん。これは、カードマジックの方が明らか にバリエーション豊富だからかな。 ではでは。
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