◇フレッシュボイス過去ログ #9031の修正
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日本テレビ系で放送のドラマ「そして、誰もいなくなった」最終回を録画視聴。 やっと、やっと終わった。少なめの全九話で終わってくれてよかった、ほんと。 最終回、説明調でいいから全ての(じゃなくてもいい、だいたいのでもいい)謎が解 き明かされるのかと思っていたら、その説明に新たな矛盾や不具合が含まれているとい う悪循環。 犯人がいかにして複数の人物を操ったのか、全く納得できない。説明が雑だし、この くらいでは絶対に操れまい。同じく、藤堂をバーの常連にする方法も分からない。計算 通り・計画通り・簡単だったよと犯人は言ってたけれど、不可能犯罪に近いレベルの難 題をクリアしてる。ここを表面的な説明だけで乗り切ろうなんて、厚かましい脚本だな あ。 最終盤、犯人が大量出血したのに、痕跡を残さずに部屋から消える――無理でしょ う。藤堂に二億円横領の濡れ衣を着せた犯人の特定も雑。動機があるのは自分を含めた 二人で、自分は違うからあいつだ!って……。 かように、難点をいちいち挙げればきりがない。辻褄合わせに終始した、なのに短所 が増えた最終回だったなと。 このドラマのだめなポイントとして大きいのは、パーソナルナンバー制度の破壊を直 前で回避した展開だと思う。ミスイレイスかドローンによる工作で、全国民のデータが 消えてしまう、さあどんな世界になる?というのが視聴者の期待する流れだったし、実 際、ドラマもそんな風に進行していた。なのに肩すかしを食らわすなんて、しかも国家 を巻き込むような犯罪に見せかけて、結局は母子とか兄弟とかの恨み節レベルの動機で しただなんて、みみっちい。最低限、犯人が藤堂の個人情報を消したり、藤堂に個人情 報破壊テロをさせようとする強力な理由付け――何故その手段方法でなければならない か?――があれば、ましなんだけど、それすらない。 制作サイドは、続編をにおわすコメントをネットでしているそうだけど、これに投じ る予算があるのなら、別のよい脚本や原作を映像化した方がいい。 ではでは。
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