◇フレッシュボイス過去ログ #8966の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
BSジャパンで放送のドラマ「男と女のミステリー時代劇」第六話「身代わり稼ぎ」 を録画視聴。ネタバレ注意です。 本シリーズこれまでのカラーとは一線を画し(途中、二話分を観てませんが)、全体 にコミカルさの漂う内容でした。 お光は田舎から出て来たばかりの夜鷹で、なかなか客を取れない。そんな彼女を、呉 服屋の番頭が前金十両で雇う。若旦那の妹が、両替商の長男との縁談を前に、手代と駆 け落ちしてしまった。結納金を返せる当てもなく、とりあえず十日後の茶の湯の席で代 役を立てねばならない。その白羽の矢がお光に立ったのだ。呉服屋に着いてみると、若 旦那やその母親には悪し様にののしられるわ、次男からは厳しくしつけられるわで、 散々な目に遭う。そんな折、急に両替商の親子が、長らく待たされていることを理由に 婚約を破棄するつもりでやって来た。だが、お光を表に出してお辞儀をさせるという呉 服屋次男の思い切った采配で、婚礼は予定通り行われることに。ただ、新郎となる両替 商の長男は、何か違和感を覚えたようで……。一方、お光の夜鷹商売の元締めをやって いた男が、偶然にも身代わりの計画を聞きつけ、よからぬ考えを起こす。 ――中盤までの粗筋はこんな具合。べたといえばべたですが、面白い。画面を通して こそ分かる心理面の動きなんかもあって、上の記述では伝わらないと思いますが、呉服 屋次男はお光を見直すようになるし、両替商長男はお光を身代わりと知った上で、好意 を持つという流れになる辺り、まるで一昔前の学園物少女漫画のようです(笑)。 前回は、終盤で失速した感がありましたが、今回は最後までこのペースを保ち、充分 に合点のいく結末が用意されていました。道行きは、都合のよい偶然が散見されるんで すが、許容できる範囲だと思います。 ただ一つ、変だなと感じたのは、元締めの行動。大きな秘密を握って呉服屋を脅迫 し、大金をせしめるまでは当然として、そのあとお光が会いに来たところを両替商長男 に目撃された結果、詰問され、身代わりの件をあっさり喋るのはおかしいような。余計 なこと言わずに逃げるのが一番のはず。 ではでは。
メールアドレス
パスワード
※ゲスト書き込みはアドレスGUEST,パスワードなしです。
※まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「◇フレッシュボイス過去ログ」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE