◇フレッシュボイス過去ログ #8961の修正
★タイトルと名前
親文書
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
てことで、午後の部のスタートです。 トップを切るのは、上口龍生。前回のここでのイベントでお目に掛かっていますし、 昨年の春、明治大学で行われたオープンキャンパスでマジックの解説をされているのを 聴講しました。古今東西のマジックに造詣が深く、とても愉快で、喋りの達者な人とい う印象が強いです。 今回の題目はターベルシステムというマジック指南書の古典、その十一章から二十章 までの概説です。順不同。私のレポも順不同です(汗)。以下、箇条書きに近くなりま すが、ざっと紹介をば。 サムタイ。左右の親指同士を針金で縛り、そのままの状態で色々な物を貫通させる。 観客の一人に手伝わせるが、間近で見ても分からない。というかこのサムタイって、和 妻(日本古来の手品)では、こよりを使うのは知っていましたが、西洋にもあって針金 を使うとは知りませんでした。 輪ゴムのマジック。人差し指と中指に掛けた輪ゴムが、一瞬のうちに薬指と小指の二 本に移る。指に障害物を填めても問題なし。有名かつ簡単な手品ですね。もう一つ、輪 ゴムの貫通現象もやっていました。これも有名。 フルーツを使ったマジック。観客の選んだトランプの角をちぎり取る。レモンの中か ら見付かる。バナナの中からも見付かると言っていたが、出て来ず、食べただけで終わ った。えっ、ネタ? カードアクロス。二人のお客さんを手伝いに選び、それぞれ十枚のトランプを持たせ る。数える度に、一人のトランプは減って、その分もう一人のトランプは増える。最終 的にお客さんに数えさせるが、間違いなく減っている(もう片方は増えている)。フ ォールズカウントというカードマジックの技法の紹介と実演で、シンプルなやり方です が、熟練が必要な演目だと思います。 バニシングケーン。いわゆる消える杖ですね。何故かこれの種明かしが最後に回され ました。掻い摘まんで書くと、本物と見せ掛けて、消しやすい素材でできた杖を用い る。 観客一人を手伝いに選び、カード一組から一枚を選ばせる。覚えた一枚を戻してカー ド一組を輪ゴムでとじる。お手伝いにはボードを持って立ってもらう。そのボードを目 がけて、カードを束ねたまま放ると、選ばれたカードだけがボードに張り付く。昔は、 家の天井や壁に貼り付けて出現させていたが、現代ではそんなことしたら傷を付けちゃ うので、怒られる、だから今時珍しいマジックらしい(笑)。 簡単なフォーシングの解説。狙い通りのカードを相手に取らせる技法です。簡単なと 書きましたけど、簡単じゃありません。というか、もしもフォーシングに失敗したとき は、どうフォローすればよいのか不安なので、私みたいな素人はこの技法を試す勇気が 出ないなあ。 ライジングカード。観客の選んだカードを束に戻し、そのカード一組を透明なグラス に差し入れて、おまじないを掛けると、選ばれたカードだけが上に飛び出す。色々なや り方があるが、ターベルシステムで紹介されているのは、最も単純で古くからある黒い 糸を使った方法。 もっと多くの、もっと深い話が出たと思いますが、とても書き切れません。マジシャ ンの軽妙な口ぶりと相まって、休憩を挟んだ約九十分、非常に楽しい時間を過ごせまし た。 続く。ではでは。
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