◇フレッシュボイス過去ログ #8758の修正
★タイトルと名前
親文書
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
8:00過ぎ、最後の食事を終えて、5デッキのレセプションに向かいます。別料金 になってる分の支払いを、レセプションで済ませないといけません。お土産は購入時に レジで直に払いましたから、結局、初日にバーマジックで飲んだ飛鳥ビールとカクテル だけです。700×2×1.08=1512円也。 レセプションには列が出来ており、父一人が並んで手続きを済ませました。だから私 は直には聞いていないんですが、受付の人が支払いの金額を読み上げるらしい。前後の 人がウン万円の支払いだったそうで、何となく嫌だったと(苦笑)。がんがんお酒を飲 んで、「海彦」で寿司を食べたり、ルームサービスを取ったり、サロン&スパを利用し たり、インターネットをしたりすれば、それぐらいになってもおかしくないか。 部屋に戻ったのが、8:20頃。廊下に出された荷物は、だいぶ回収し終わっていま した。 事前に調べた範囲では、宅配してもらう荷物でも、下船後、一旦港で受け取り、すぐ 近くに設置された宅配便の受付に自分で持って行かなければならない、となっていたん ですが、今回のクルーズではその手の説明がなく、どうなるのか少々不安が。何せ、段 ボールを運ぶには持ち手がなく、苦労しそうだから。 入港は、定刻通りの9:30。船内アナウンスでその旨が告げられ、下船の準備が整 ったら、またご案内しますので、それまで船室かラウンジでおくつろぎくださいとのこ と。コーヒーを飲みに行ってもよかったんですが、父が満腹状態継続中だったこともあ り、ずっと部屋にいました。もし次があれば、一人でも行くぞ(笑)。 着岸後、部屋の窓から外をふと見ると、クレーンみたいな物が平行移動しているのを 目撃しました。外に飛び出してまで確かめはせず、窓ガラスに顔を押し当てて観察して ると、コンテナめいた物を港に降ろす機械みたい。あれの中に、乗客の荷物が積まれて いたのかしらん。 その内、案内が入りました。当然ながら、スイートの部屋のお客から下船です。た だ、考えようによっては、早々と飛鳥Uから追い出されるのは損かもしれません。少し でも長く留まりたいと思うのが人情ですよね(苦笑)。 しばらくしてから、はたと思い付き、プロムナードデッキに出て、荷物がどう運ばれ るのか見ようと、港を見下ろして探してみました。すると、クロネコヤマトのトラック が来ており、運び出された荷物を、次から次へとトラックに積み込んでいきます。宅配 の荷物を自ら運ぶ必要はないと分かり、ようやく落ち着けたです。 ブリッジを渡って下りたお客の中に、荷物を受け取る人が時折いますが、あれは手荷 物の方だと見当を付ける。船員にお礼を言ったり、記念写真に収まったりする人も見受 けられました。旅の終わりを感じさせるな〜。 そうこうする間にも、下船案内は進み、とうとう7デッキの乗客も下りてくださいと なりました。10:05ぐらいだったかな。 部屋の隅々、クローゼットの中、貴重品入れ等を見て忘れ物がないことを確認し終わ ると、荷物を持って、部屋を出ます。次はいつ乗れるか分からないな〜と、ちょっと感 慨に浸りつつ、室内を振り返る。窓の外にはいつも救命艇の底がありましたが、これは これでいいものでした。ドアを開けっ放しにしておくのか、閉めるべきなのか分からな かったけど、万が一忘れ物があった場合を考え、閉めてロックしました。 下船口は、乗ったときと同様、5デッキ。7デッキから階段でゆっくり下りると、下 船口に通じるレセプション前は、乗客が列を作っていました。と言っても、騒がしくは なく、皆さん名残惜しんでいるかのようです。船員や乗務員の方々が一列になって、送 り出してくれています。乗客の中には、常連さんなのかどうか、船長と言葉を交わした り(結構長めの感謝の言葉だった)、写真を撮ったりしてる人がかなりいました。 下船時にも、乗船カードを機械にタッチ。これで乗客が全員下りたことをチェックで きる訳か。乗船カードはそのまま、記念に持ち帰ります。 飛鳥Uの設備で恐らく一番揺れる階段を下り、港に足を降ろします。乗ったときと同 じルートを逆に辿って、博多港中央ふ頭クルーズセンターの建物へ。確か、同日(十一 月五日)夕刻からは次のクルーズが予定されていたはず。でも、さすがにそちらの乗船 客の姿はまだなかったみたい。ただ、港には飛鳥Uの写真を撮る人がちらほらいたの で、ひょっとしたら次のクルーズのお客さん達かも。 乗船記としてはこれで終わりですが、駅までのこともちょっと触れておきます。 JR博多駅まで飛鳥U乗客用の無料バスが出てるので、乗り場に急ぎます。具体的な 発車時刻はお知らせになく、満席になったら出発するピストン輸送のスタイルを取って いるようでした。 建物を出ると、バスが二台停まっているのが見えました。これなら慌てる必要はなさ そう。元々、何時の新幹線に乗って帰ろうという具体的なことは一切決めてませんでし たし。 無事、バスに乗れて、十時二十分ぐらいに出発。あ、船を下りたので、時刻の表記を 漢数字に戻します(笑)。 この辺りになると、隠れていた疲労感が姿を見せつつありました。が、まだ元気の方 が勝っていて、私達も他の乗客達も、クルーズの感想を言ったり、このあとの算段を立 てたりと、おしゃべり。中には、次のクルーズはいつにしようか話してる人もいまし た。 駅到着は、十時四十分過ぎ。行きは地下道を通ってバス停までそこそこ歩いたけど、 帰りは駅のほぼ真ん前で、楽だ〜。 さて、大雑把な予定では、博多駅で昼食を摂ることにしていましたが、ちょっと時間 が早い。それ以前に、父は二度の朝食でまだ全然お腹が減っていないと。時間を相当潰 さないと、昼ご飯を食べる気にならないぞこれはってことで、駅弁を買って帰ることに しました。 ちなみに、父は鹿児島に戻りますが、私は関西の方に帰ります(マイナンバー通知を 受け取るために)。 帰宅後に電話で聞いたところ、父は新幹線の中でも満腹感が解消せず、結局、駅弁は その日の夕食になったとのこと。……まあ、船で食べ過ぎた分、一食抜いたと思えば、 バランスが取れたことになる? という訳で、飛鳥U乗船記、これにておしまい。 非日常の一端を体験できて、小説創作のネタにもなりそうだし、有意義な旅だったと 思います。 これで満足すべきなんですが、以下のようないくつか体験できていないことがありま して、もう一度乗ってみたい気がふつふつと(笑)。 ・海の生物に遭遇したい ・船で橋をくぐる経験をしたい ・終日クルーズを経験したい ・名物のハンバーガーを食べてみたい ・マジシャンのステージショーが新たなプログラムとして加わった(飛鳥Uのフェイス ブック、十一月二十日付)らしいので、観てみたい 終わり。ではでは。
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