◇フレッシュボイス過去ログ #8724の修正
★タイトルと名前
親文書
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
今回の案内では、避難訓練は救命胴衣を前もって装着しなくてよく、また救命胴衣を 集合場所に持参する必要もなし(クルーズによっては、持って行く場合もあるようで す)。なので、部屋に戻らなくてかまわないはずですが、集合場所が部屋の近くという こともあり、16:05に一旦戻りました。 荷物を段ボール箱から出しつつ待っていると、16:15ちょうどに、警報が始まり ました。知らずにいたら、「何事?」と感じるほどにしっかりした大きな音でした。短 音一回目で飛び出すのも何なので、全部聞き終えてから、部屋を出ました。訓練と言っ ても、走ることは誰もしていません。ただ、エレベーターは使用禁止です。ちなみに、 もしも集合場所が分からなかったら、そこかしこに立っている船員に尋ねれば、教えて くださるそうです。 一分余りで、集合場所に到着。救命ボートを見上げる位置に、百人近くが集合です。 無論、救命ボートは複数艇あり、それぞれの真下に割り当ての乗客が集まっています。 集合場所には、ボートの艇長を務める男性船員とサポート役の?女性船員が一人ずつ いて、最初に自己紹介。続いて、女性船員による点呼があります。名前を呼ばれたら 「はい」と返事して挙手する。これが結構長かった。百名近くいれば、当然ですね。中 には来ていない人もちらほら。噂によると、あとで怒られるらしい(ほんと?)。 その後、艇長による説明。救命ボートのサイズはいくつかあったようですが、私達の 割り当てボートは、最大で百五十名が乗れるとか。ぱっと見、そんなに乗れるようには 思えないため、どよめきが。飲料水やビスケットも十日分積んでいるとのこと。実際に 緊急事態が起きても、勝手に乗り込んではいけない。それ以前に、勝手に乗ろうにも高 く吊されていて、素人には無理っぽかったですが。 最後に、船長の船内アナウンスで、改めて説明を聞き、避難訓練終了。時間を見てな かったんですが、二十分ぐらいだったかと。 避難訓練中、海を見ていて感じたのですが、まだ飛鳥Uは動いていないのに、そばを 他の船が平行する形で走るのを見ると、こちらが動いているような錯覚をしました。駅 のホームで、電車に乗って待っていると、隣の車両が動き出したのを、自分が乗った方 が動き出したと勘違いするのと同じです。ただ、船ではより一層感じ易い気がした。意 識していても、何度でも錯覚する。水に浮いていて、足下や視線が不安定だからかな あ? 訓練後は部屋に戻り、また荷物の整理。16:45から7デッキで催されるセイルア ウェイパーティに行きたいので、十分足らずしかありません。 発泡酒を冷蔵庫に入れなければいけませんが、冷蔵庫がどこなのか分からない。しば らく探し、クローゼットと反対側の棚の扉を開けると、小型の冷蔵庫が鎮座していまし た。棚の扉は観音開きで、冷蔵庫を使うとき何度も、左の扉と冷蔵庫のドアを同時に閉 めてしまった(汗)。 16:45になったのを機に、部屋から7デッキの外、プロムナードデッキに出ま す。寒いようならセーターを着るつもりでしたが、必要なし。と、すでに大勢の人が。 皆さん、手すりに鈴なり状態です。出遅れたっ。 それでも隙間を見付けて、父がカメラでパシャパシャと何枚か撮影。港では何やら見 送りのセレモニーが行われていました。確認できたのは、大太鼓、地元高校生による マーチングバンド。 適当に撮影を切り上げ(父曰く、船の出っ張りが色々邪魔になったと)、セイルアウ ェイドリンクをもらいます。これもサービス。種類はウェルカムドリンクと同じようで した。ロゼと白を取ってきたんですが、どっちがどっちを飲んだか忘れた(汗)。もっ と寒い季節になると、ホットワインもあるそうな。飲み終わったら、グラスは女性ウェ イターが回収してくれます。あ、グラスの手触りからして、ガラス製じゃないかも。落 としても割れないように? と、突然、ジャーンジャーンという大きな音が鳴り出した。その方向を見ると、若い 男性船員が、銅鑼を鳴らしながらデッキを闊歩してます。これを合図に、いよいよ出港 です。 前後して、飛鳥Uからは紙テープ投げが始まってます。紙テープは、船員が配るのを もらえます。挑戦しませんでしたが、船が動き出してから届かせるのはなかなか至難の 業の様子。風もそこそこ吹いてましたしね。 ここで父が、「最初に行ったとこ(11デッキ)の方が、撮影しやすいんじゃない か」と言うので、行ってみることに。途中、お年寄りの女性が一人、手押し車的な四つ 足の杖を持ったまま、短い階段を苦労して登っておられた。見かねた父が手伝うと、感 謝されたです。クルーズは人を優しくします(笑)。 エレベーターで11デッキに到着すると、意外に人は少ない。やはり、出港は7デッ キでという思いがあるのかしらん。窓から下を覗くと、7デッキよりは遠くに感じる が、そんなに差はない。邪魔になる物がなく、撮影には持って来い(らしい。私は撮ら なかったので……)。出港が始まると、どんどん離れるのがよく分かります。港の人達 は、ずっと手を振ってくれていました。紙テープが海にだらーん落ちていたけれど、あ れって水溶性なのかな? ちょうど夕焼けの時刻だったので、そちらの方もカメラに収めます。それにしても、 船、速いーっ。灯台をバックに撮ろうとするも、ぐんぐん通り過ぎて、タイミングを合 わせづらい。風も強く感じました。 日没は17:25とのことで、撮っておきたいところでしたが、夕食の時間が迫って おり、部屋に戻って着替えねば。 続く。ではでは。
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