◇フレッシュボイス過去ログ #8556の修正

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★内容（1行全角40字未満、500行まで）
　テレビ朝日系のドラマ「天使と悪魔」最終回を録画視聴。ネタバレ注意です。 　主役（の一人）の過去が絡んだ未解決事件が数年の時を経て解き明かされる、 というこの手のドラマの定番と読んで差し支えない、よくありそうな型の最終 回でした。それ故、安心して観ていられる反面、驚きのないストーリー展開だ ったと思います。 　匿名交渉課が突如廃止された理由は語られたけれど、創設された理由につい ては特に何もなかった。表向きの理由だと思っていたのが、ほんとにそのまま だったのね。 　司法取引を秘密裏にやっていた匿名交渉課が廃されたことで、どこで“司法 取引”を持ち出してくるかが注目点でしたが、まずは主人公二人の間で、女性 刑事が男性弁護士に取引を持ち掛けるシーンがあって、これは軽いジャブの位 置づけかな。本命は、“司法取引”だと思わせて、自白を引き出すこと及びそ の行為が脅迫の疑いで弁護士が逮捕されるという流れ。うーん、何だか当たり 前に過ぎて、面白味を欠いた使い方だなあ。連続ドラマなんだし、中盤辺りの エピソードで使うべきだったような。 　扱われた事件も、特筆するようなアイディアはなく、逆に不自然さを感じさ せる出来映え。十年前の事件と同一犯が同じ場所で同じ死なせ方をさせるって、 そりゃあ関連を疑われて当然。それくらい、当人も気付くはずで、偽装工作を 全くしないというのはどうかしている。 　てことで、ポテンシャルを秘めたまま、炸裂することなく終わってしまった ドラマ。期待してたんですが、残念ながら、そういう評価に留まりました。 　ではでは。
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