◇フレッシュボイス過去ログ #8386の修正
★タイトルと名前
親文書
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
その前に。 一応、お題募集中! 本の感想>『人面屋敷の惨劇』(石持浅海 講談社ノベルス)12/4341 幼児連続失踪事件から十年。当時、有力容疑者とされながらも証拠不十分と して嫌疑を逃れた投資家・土佐の家、通称「人面屋敷」を被害者家族の六人が 訪ねる。取材名目で乗り込み、屋敷の中を捜索するためだ。しかし、土佐は余 裕綽々で、子供達も見付からない。ただ、土佐が描いたという子供らのイラス トが出て来た。それをきっかけに、殺意を募らせた被害者家族の一人が、土佐 を刺し殺してしまう。ちょうどそのとき、一人の美少女が現れた。土佐を「お 父さん」と呼ぶ彼女は一体? 謎の少女と被害者家族達の心理戦が展開される 中、新たな事件が発生する。 変わったミステリだなーというのが第一印象です。いい意味でも悪い意味で も、どこへ着地するか分からない。そういう作品であるせいか、謎の焦点がや やぼやけている感もありました。 また、物語を成り立たせるために、登場人物にかなり無理のある振る舞いを させていると思いました。出来の悪いコントか不条理劇を観ているかのような、 据わりの悪さを覚えたです。 ただ、この作者の、閉鎖状況を作り出すための工夫は、見るべきものがあり ます。本作もそうですが、色々なパターンを編み出している。その意欲は充分 に買いです。一部で、論理ならぬ倫理のアクロバットと評される作者独特の展 開もユニークで、そういうのが肌に合う読者なら面白く読めるでしょう。 ではでは。
メールアドレス
パスワード
※ゲスト書き込みはアドレスGUEST,パスワードなしです。
※まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「◇フレッシュボイス過去ログ」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE