◇フレッシュボイス過去ログ #7907の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
・『鮎川哲也からの挑戦状1』(鮎川哲也 出版芸術社)14/5432 山荘で宿泊客の女性が殺される。逃走中の銀行ギャングが紛れ込んだのか? だとしたら誰に化けたのか?(「白樺荘事件」)。金貸しが殺された。顔には 何故か漆喰が。三人の容疑者にはアリバイがあるが……(「俄か芝居」)。ホ テル内で殺人。被害者は脅迫を生業としており、容疑は脅迫されていた三人の 宿泊客に絞られる。犯人は死体をわざわざ移動させたようだが、いったい何の ために?(「茜荘事件」)。 かつてNHKで放送された謎解き番組「私だけが知っている」。シナリオ作 家の一人として参加していた鮎川哲也による脚本七作を、そのまま再現し収録 した作品集。 以前刊行された光文社文庫の「私だけが知っている」シナリオ集で、鮎川哲 也作品を読んだときにも感じたのですが、昭和三十年代に放映された番組とあ って、さすがに古さを感じさせる設定もありますが、それでも充分に読める物 に仕上がっているのは素晴らしい。 映像がないと解けないものもあるため、代わりにイラストが挿入されていま す。ただ、イラストは当然静止画ですから、ポイントが丸分かりになるケース があり、やや興醒めになった部分も。 また、ロジックも若干強引で、そうとは限らんだろうと言いたくなる作品も 中にはありますが、総じて本格のエッセンスを堪能できる出来映えです。シナ リオだからと軽い気持ちで読むだけでは、なかなか看破できないこと請け合い です。 ではでは。
メールアドレス
パスワード
※ゲスト書き込みはアドレスGUEST,パスワードなしです。
※まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「◇フレッシュボイス過去ログ」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE