◇フレッシュボイス過去ログ #7855の修正
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NHK−BSプレミアで放送中の「こちらブルームーン探偵社」第十五話を、 粗筋に興味を惹かれたので視聴してみました。ネタバレ注意。 有名マジシャンが水中脱出マジック実演中に溺死。だが、男は生前、妻に対 して「死んだあとに甦り、おまえを殺す」と宣言していた。夫を恐れる妻は、 ブルームーン探偵社に依頼。一晩、棺を見張ってほしいという。夫の遺体を確 認した探偵達だが、朝、目覚めると(って眠ってたんかい!)棺は空っぽ。近 隣の検屍局を当たった探偵に対し、検死官は「マジシャンは確かに死んでいた」 と証言。さらに、依頼人である妻が死体となって運ばれていた。 数日後、宝石を盗みに入った賊が、逃走時に足を滑らせて転落死する。その 人物は、とうに死んだと思われていたマジシャンだった。 ――とまあ、こんな感じで、なかなか魅力的な謎が提示されるのですが…… 解決がしょぼい。しょぼすぎる。 一言で表現すれば、検死官が共犯で嘘をついていた、というもの。しょーも ない。それ以上に、何のためにこんな細工をしたのかが分からない。検死官は 宝石の分け前をもらった上で、マジシャンを薬の作用で転落死させてるんだけ ど、真っ先に疑われる立場の検死官が、リスクを冒すだけの理由が全然示され ない。マジシャンも何のために死んだふりをしてみせたのやら。妻を殺す目的 なら、わざわざそんな真似をする必要はない。妻も、マジックのアシスタント なんだから、夫に本当に不思議な能力がある訳じゃないと知っているはずなの に、まんまと引っかかってるし。そもそも、妻は夫の細工を見破ったことにな ってたんだけど、だったら、探偵に依頼するなんて迂遠な手段を執らなくても、 いくらでもやりようがあったろうに。 正直言って、お粗末な脚本だとしか。 米国で放送当時は、この手のサスペンスコメディは珍しく、評価が高く、今 でも映画化の話が持ち上がるくらいだそうですが、今まで観ないでいて正解だ ったなと再認識させる出来映えでした。 ではでは。
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