◇フレッシュボイス過去ログ #7767の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
たまには文芸サイトらしいことを書こうと、考えてみる――思い付いた。 小説の書き方読本の類を読んでいると、物語を作るきっかけは何かという項 目が設けられているように思います。 そして、推理物を対象にした本の場合、だいたい次の四つぐらいに分類され ているかな。 1.トリック:核になるトリックを思い付き、それに合う話を作る 2.状況:不可思議な状況や謎を創案し、そこから話を作る 3.キャラクター:特徴的な人物を案出し、それに合う話を作る 4.フレーズ:あるフレーズをキーワードに、話を作る 1は説明不要だとして、2は1の裏返しのようなところがありますね。不可 思議な現象・謎を先に思い付き、それを何とかして実現し、さらに理由付けす る。ある意味、力業で、しんどいやり方かも。そもそも、不可思議な謎と一口 に言っても、魅力的で斬新な謎であることが望ましい訳で、それを思い付くだ けでも大変。 3は、伝統的な推理物で言えば、名探偵や怪盗ですね。強烈な印象を与える 魅力的なキャラクターを作り出せば、それだけで話がいくつも浮かび、また、 話が転がり出す時期がある。いずれ湧水の勢いは弱まるのが普通。 私個人は、1から3までは結構経験していますが、4だけは、ほとんど経験 がありません。AWCで言えばお題作品のいくつかがこれに当たるかもしれま せんが、フレーズそのものも自分で考え出した物となると……一つあるかどう か? メーカーで商品開発に携わる人が行き詰まったとき、辞書を適当に開いて、 そこにあった単語いくつかを無理にでも結びつけて、新商品の発送につなげた という逸話があったと思いますが、小説家も辞書を開いて4の手法に当てはめ ることは、結構多いのかも。 ではでは。
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