◇フレッシュボイス過去ログ #7757の修正
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先日触れた「アメリカン・ビンテージ」と似た系統の番組、「アメリカン・ ピッカーズ」のとある回を観ていたら、昔のサーカスに古物あさりに行くエピ ソードが。何でも、ハリケーンやら洪水やらで大きな害を被った地域で、オー ナーもかなりの被害を受けた様子。それで気前がよくなったのか、買い上げる 男二人組の値段の提示が、いつもと違った。 サーカスの垂れ幕二枚が出てきて、どちらもたいした代物には見えない。そ れどころか、一枚は汚れや破損でぼろぼろ。オーナーが一枚につき二百ドルを 希望すると、二人組の方は、きれいな方(ましな方)はもっと価値がありそう と言って五百ドル、合計七百ドルで二枚を買うと申し出た。もちろん取引成立。 で、その手の商売もやっている専門家(サーカスの垂れ幕の専門家が米国に はいるらしい)に持ち込んで鑑定してもらったところ、汚れの目立つ方が名の ある職人による希少品とかで、良好な状態であれば一万ドルにはなるとか。汚 れや破損があっても、五千ドルは下らない。専門家自身が、三千五百ドルで買 い取らせてほしいと言い出すほどの一品。 二人組は無論、売らず、自分達の店のサイトに掲載。すると問い合わせが殺 到し、あっという間に買い手が決まる。驚くことに、二枚とも五千ドルで売れ たそうな。七百ドルで入手した垂れ幕が一万ドルで売れるとは、この番組でも 滅多にお目にかかれない大もうけ。 二人組も喜んでいたのですが、途中でふっと笑みが消え、真剣な顔つきにな る。このままだと垂れ幕を売ってくれた人に悪い、少しでも感謝の意を示そう と言うことになり、岐路をUターンしてサーカスに引き返す。 で、儲けを山分けにしたいと申し出て、言葉通り、五千ドルを折半してた。 オーナーやサーカスは自然災害に遭ったという重い現実はあるにしても、ある 意味実にアメリカ的というか。恐らく二度とない展開だろうなあ。 ではでは。
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