◇フレッシュボイス過去ログ #7723の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
今読んでいる本 「夢違」恩田 陸著 集合的無意識とかを出してじわじわと恐怖をそそる。白昼夢を見た子供たちの夢札(人 が寝ている間に夢みますよね。それをヘッドフォンみたいなものを頭にかぶり、機械で 夢を記録することを夢札という、それに対して獏とは伝説の悪夢を食べる獏にちなん で、夢を食べることはないが、夢札を第三者でもわかるように知覚化させる機械)の中 に、子供たちがあったことのない古藤結衣子の影がリングの貞子のようにちらちらと夢 札の中に現れる。 私の心とシンクロできているのかできていないのかわからないけど、私が読んでかなり 怖い。読んでいるだけでもこれだけ怖いのに、こんな作品自分で書いてみろと言われた ら絶対無理、書く途中で頭がいかれてあっちの世界に渡ってしまうかもしれない。 「いつか夜明けに」中島信子作 三由真理画 私が小学3年生か4年生かのときに、小学校の図書館で借りて、読んでいる途中に鼻血か 何かわかんないけどページを開くと血まみれになっていた本。かなり印象が深かったの かトラウマなのかわんないけど、最初の方しか読んでいなかったにもかかわらず細部ま で覚えていました。初老が近くなって、懐かしさとのどにとげがささったように記憶に 残っていて、市立図書館に聞いたけど1970〜80年代の本で古かったから、最初司書の人 もわかんなくて、それでも一生懸命調べてくれて、「いつか夜明けに」という本じゃな いかと、県内のかなり遠い図書館にあったのを取りよせてくれました。 「いつか夜明けに」と題名にあるとおり、かなり暗い本です。思春期にありがちな多感 な少女の物語とひとくくりにいっちまえばそれだけですが、主人公の少女が自殺を考え たり、両親の不和とかで、NHKの中学生日記なみに暗い。両親の不和とか自殺を書く って、当時斬新なことじゃなかったのかな? 今読んでいてもそんなに古さは感じな い。子供は明るい本が好きだから、これだけ暗い本だと流行らなかったのじゃないか な。これと対称的なのはハリポタぐらいだろうね。ハリポタは当時流行って私も読んだ けど、今考えてみると馬鹿本だったと思う。 「きかんしゃやえもん」 「夢違」も「いつか夜明けに」も本の中盤読んでいるから完全なレビューはできないけ ど、こっちは絵本だからすぐ読める。でも絵本といっても深くていろいろ考えさせられ ることがありますね。近日中にレビューします。
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