◇フレッシュボイス過去ログ #7648の修正
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清張ドラマのリアリティ。 ここ数年で観た松本清張作品のドラマは、具体的な題名は忘れましたが、ほ とんどにおいて刑事が間抜けに描かれている印象を受け、どうして前もって手 を打っておかなかったのかとか、まだ調べていなかったのかとかいう苛立ちを 覚えてしまったです。 捜査の段取り自体には、実際との差が少ないんでしょうけれど、映像で見せ る場合、捜査の進み具合がやけにスローに映ってしまうケーズが、意外と多い のかも。 連城三紀彦『造花の蜜』の高評価な部分は、誘拐ミステリの新機軸である点 でしょうね。恐らく批判の特に多いスクランブル交差点での身代金奪取場面は、 題名に関して読者にある思い込みをさせるための誘導であり、それ故浮いてし まった感ありとの評をぽつぽつ見かけます。私も同感。 栗本薫の『仮面舞踏会』、昔読みました。まさしく、パソコン通信全盛期の 頃だったかな。結構面白かったように記憶していますが、今読んだとしたらさ ほどでもない予感がしないでもなし。 栗本薫作品に対する個人的印象は、最初に読んだ『ぼくらの時代』(講談社) が、あんまり合わなかったせいもあって、今ひとつ。評価されたという斬新な 文体が、私が読んだ頃にはすでに当たり前になっていたのも大きいと思います けど。で、この人のミステリ以外の作品をまともに読み通したこともなし。 ですが、伊集院大介シリーズの短編集は趣向を凝らしており、肌に合った覚 えがあります。長編では『鬼面の研究』(講談社)が本格本格してて、古めか しいながらもよかった覚えが。 ではでは。
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