◇フレッシュボイス過去ログ #7562の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
本格ミステリには、原則的に禁じ手とされるいくつかの約束事があるとされ ています。 密室の解決に、実は秘密の抜け穴の類があった、というのが許されないのも その一つ。まあ、当たり前といっちゃあ当たり前です。秘密の抜け穴を発見す る過程に、本格ミステリ的興味があれば、だいぶ許容される項目だとも思うん ですが、それは別の話。 今、問題にしたいのは、秘密の抜け穴のバリエーション、たとえば仕込み杖 や秘密の引き出しといった小道具は、どこまで許容されるのかという点です。 凶器が発見されないことを最大の謎として進んできた物語が、終盤に来て、 実は仕込み杖に凶器が内蔵されていました、では噴飯物でしょう。だからとい って、早々に仕込み杖の存在を明らかにしてしまうと、小道具としての魅力を 失いかねません。描き方次第かもしれませんが、かなり難しい気がします。小 道具だけに、その秘密の仕組みを暴く過程に面白さを持たせるのも、抜け穴に 比べるとバリエーションが少なそうな予感が。 むしろ、ロジックの方面に使うべきか。仕込み杖の存在を知っているからこ そ・あるいは知らないからこそ、犯人はこんな行動を取ってしまった……とい う風に。 ではでは。
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