◇フレッシュボイス過去ログ #7470の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
天皇杯サッカー四回戦、浦和対横浜を伝える記事の見出しに、“「浦和の達 也」終戦”とあった。 これを見て、推理作家・鮎川哲也の某有名短編を想起した人は、まず間違い なくミステリマニア。 松本清張ドラマ「十万分の一の偶然」を録画視聴。 娘を交通事故で亡くしたプロカメラマンの山内。その事故現場に“十万分の 一の偶然”で居合わせ、撮影したアマチュアカメラマン山鹿の写真が、大きな 賞を取ったと知る。会見での山鹿の言葉に不審を抱いた山内は、独自に調査を 始める。 状況設定の面白さは充分に及第点ですが、そのあとの処理がよくない。確実 な証拠がないため、犯人を揺さぶって新たな犯罪を誘発するしかないんだけど、 あまりにもストレート。犯人側が気付いていいくらいだった。 全体のバランスの悪さも気になった。ナレーションによる説明がやたらとあ ったのに対し、さして重要とも思えない場面を長々とやるのは、間延びした印 象を強めるだけのような。 内容は、だいぶ現代風にアレンジしていますね。トリックも大幅に変更して いる。その点は一応、吉と出たかな。清張っぽさが薄まった気がしないでもな いけど。 総体に、駄作ではないが佳作と呼ぶほどでもなく。詰めの甘さが残念な作品。 ではでは。
メールアドレス
パスワード
※ゲスト書き込みはアドレスGUEST,パスワードなしです。
※まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「◇フレッシュボイス過去ログ」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE