◇フレッシュボイス過去ログ #7443の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
・『小鳥を愛した容疑者』(大倉崇裕 講談社)14/3551 捜査一課の刑事だった須藤は、事件絡みで怪我を負い、しばらく休職してい た。快復後、リハビリのため配属されたのが、警視庁総務部総務課動植物管理 係。警察博物館の二階にあるというその部署の役目は、逮捕により長期不在と なる容疑者が飼っているペットを保護すること。畑違いの場に放り込まれた須 藤にとって、生物に異常なほど詳しい薄巡査に振り回される日々の始まりだっ た。 小鳥、ヘビ、カメ、フクロウをそれぞれテーマにしたミステリ短編集。 なかなか個性溢れるキャラクターに、ロジカルな展開と、思った以上に本格 推理の体をなしているのですが、物足りない点も多々あり。まず、事件が何と なくこぢんまりとしている。結果、印象に残りにくい。また、論理展開はいい ものの、その手掛かりとなる生物に関する知識が一般的でないため、読者が参 加しづらい。個性的としたキャラクターも、部分的にはよくあるタイプですし。 全体的にユーモラスな雰囲気に包まれており、段々はまってしまいました。 第四作の「フクロウを愛した容疑者」では、噴き出すこともしばしば。 色んな感想サイトで同じことを書かれていますが、ドラマ向きでしょうね。 動物の出演にお金が掛かるでしょうけど、そこさえクリアできれば、どこかの 局で連続ドラマ化されても不思議じゃない。 ではでは。
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