◇フレッシュボイス過去ログ #7342の修正
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NHKのBS1で放送されたドキュメンタリー「ホットコーヒー裁判の真相」 前後編を録画視聴。タイトルにあるホットコーヒー裁判とは、一九九二年に米 国で起きた事故を発端とする裁判。マクドナルドのドライブスルーを利用した お年寄りの女性が、受け取ったコーヒーをこぼしてしまい、下半身に大火傷を 負った。責任はコーヒーの温度を熱くしすぎた企業にあるとして裁判となり、 女性側が二九〇万ドルの賠償金を勝ち取った(とされる)。 私も、そして恐らく世間の多くの人がこの裁判を上述のように記憶し、米国 民は企業相手に些細なことでもすぐに訴え、巨額の賠償金をせしめようとする 風潮がある、との認識を持っていた(いる)んじゃないでしょうか。それがこ の番組を観て、覆されました。聞いていた以上に深刻だと分かる火傷の写真だ けで、引きつけられた。 ホットコーヒー裁判の実際がどうだったかは検索すればすぐに分かるので省 略するとして、この件を含め、大企業のやることのえげつなさに怖さ半分呆れ 半分といった感じ。企業側が払う賠償金の上限を定める法律を通させたり、企 業側に不利な判断を下すであろう裁判官を追い落としたりと、何でもあり。企 業で問題が起きても訴えることを放棄させる、強制的仲裁条項ってのも恐ろし い。イラクに派遣された女性が同僚の男に性的暴行されても訴えられないとい う事態が起きたにもかかわらず、小手先の改正だけで強制的仲裁条項は残った ままなんて。 もう一つ驚いたのは、米国民の認識。大企業の策略のせいで、米国民の大半 もホットコーヒー裁判を間違ったイメージで捉えているのはしょうがないとし ても、企業寄りでない裁判官を二度目の選挙で落としてしまったのは、どうか と思う。 ではでは。
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