◇フレッシュボイス過去ログ #7198の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
推理作家の吉村達也が胃がんで死去。六十歳。 量産型の作家で、全四〜六巻で完結する長編ミステリを度々出したり、小説 なのに左開きの書籍(もちろん意味のある)を出したり、表紙に物理的な仕掛 けを施したりと、企画力のある人というイメージが強いです。一時、よく読み ました。初期はトリックを盛り込んだ物が多く、それなりに楽しめましたが、 その特徴が薄まるとあとは企画力ばかり目立つようになり、徐々に離れていっ たなぁ。 最近まで企画力は健在で、百巻まで続けるという触れ込みの『魔界百物語』 を執筆途中、病が見つかり、亡くなったとか。 本人(が文章を託した編集者)がホームページで当日、「私はこの度、死ん でしまいました」と死亡報告をしたことでも話題になっているそうな。推理作 家らしい遊び心に拍手を。そして合掌。 ドラマ「スナーク狩り」を録画視聴。 むか〜し、原作小説を読んだはずなんだけど、その記憶とドラマの展開とが 微妙に、しかし根本的に違う気がする。と思ったので検索し、原作感想をネタ バレ粗筋付きで記録したサイトにて確認。やっぱり、大幅に変わってました。 テーマは変えていないが、その解釈が正反対に。救いのない原作をお茶の間向 けにするため、ドラマはまずまず“いい話”にまとめた感じ。 てことで、ドラマ版もそこそこ面白く観られたものの、作品としては角が取 れ、凡庸になってしまってたかな。 ではでは。
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