◇フレッシュボイス過去ログ #6472の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
「ノルウェイの森」のどこがいいのかというと喪失感がいいとよく言われます。 昔、これを読んだ時に類似作品として思い浮かべたのが 「赤頭巾ちゃん気をつけて」(庄司薫)とか 高野悦子の「二十歳の原点」シリーズで、 これらはみんな日常を描いているだけなのだけれども 何故か喪失感が漂っている。 勿論、喪失感の在り処は「ノルウェイの森」の中ではなくて読者の心の中なので、 批評家がいくら「ノルウェイ…」から引用したところで意味はない。 「ノルウェイ…」が出版された頃は本当に”喪失の時代”という気がしますね。 竹下登が「ふるさと創生」とか言って地方に1億円配ったのが思い出される。 あの頃(87年とか88年とか)宮台しんじが出てきて 退屈な日常を行きぬけ とか 底が抜けた社会 とか言い出していたが あれは離人症的な発言だと思いましたね。 最近だったら新宮一成の故郷喪失みたいな感覚。 (例えば、子供の頃に見た、カルピスのCMやらキンチョーのcmが 懐かしいみたいな)。 斎藤環が宮台しんじと会った時に その点に関して突っ込むかと思ったら 何も言わなかった。
メールアドレス
パスワード
※ゲスト書き込みはアドレスGUEST,パスワードなしです。
※まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「◇フレッシュボイス過去ログ」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE