◇フレッシュボイス過去ログ #6454の修正

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　スカパー！開放を利してあれこれ視聴。 　ホームドラマチャンネルでやっていた「必殺仕掛人」の第三十話を観てみる。 　子供の頃、仕事人シリーズを好きでよく観ていましたが、仕掛人は放映時期 がより古かったせいもあり、まともに観たことなし。緒形拳が主役というのは 知っていたので、シリアス一辺倒なんだろうなと想像していたのですが、これ は……笑ってしまった。 　緒形拳のいる仕掛人グループの元締めが命を狙われ、瀕死の重傷を負わされ るが、敵はわざと半殺しにした節がある。何か狙いがあるとにらみ、出方をう かがうべく、元締めが死んだことにして通夜を執り行う。その最中に敵の狙い に感づき、元締めの奥さん（中村玉緒）がさらわれ、これはまずいと、元締め が生きていることを世間に急いで知らせるため、芝居気たっぷりに、棺からむ くりと起き上がる元締め。敵は計画を変更して身代金を要求。その際に、緒形 拳の仲間の若いのが殺される。緒形拳は仲間の医者に生き返らせろと要求する も、無理だと断られる。緒形拳は医者に「仲間を見捨てるのか」みたいなこと をいって、殺し技の針で蘇生術を試す。これが見事に成功し、若いのは生き返 る……え？ 　敵の要求する金を、真っ昼間、秘密の隠し場所である池の底から引き上げる 緒形拳と元締め。そうしているところへ、敵が人質を連れて現れる。取り引き 開始。くりかえしますが真っ昼間で明るいのに。仕事人シリーズはよく夜のシ ーンがあって、うまく活かしていたと思うのですが、仕掛人の頃はまだ洗練さ れていないどころか、暗中模索といった感じ。 　でまあ、身代金の百両箱に仕掛けられた爆薬で、敵方はほとんど全滅。緒形 拳が一人、付け足しみたいに針で殺して終わり。今見ると豪華俳優陣を使って 変な話を作ってたんだなあと。原作数が少なかったそうなので、オリジナル脚 本が追いつかなかったのかな。 　ではでは。
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