◇フレッシュボイス過去ログ #6343の修正
★タイトルと名前
親文書
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
それって、倒叙物(犯人が早い段階から読者・視聴者に明らかにされている 形式)を含まずにってことでしょうか?>泰彦さん。 仮に、犯人を伏せたまま犯人視点で描かれるミステリだとして。 犯人の視点を取っているが、単に犯人の名前が不明なだけという形式はとり あえず除外しますと……。 まず、海外古典の長編が思い浮かびます。ちょっとした省略をすることで犯 人視点の趣向を成立させますが、この省略をアンフェアだ、弱点だと見る向き もあり。 被害者を死に至らしめる行為を、犯人自身が認識していなかったという手法 もありますね。安易なやり方だと多重人格とか。もっと技巧を凝らしたフェア なやり方ももちろんあります。 それ以外で、ぱっと思い付く犯人視点の作品(その趣向)というと……。 ・本の帯などで犯人を明らかにした上で、犯人視点を部分的に取りながら、最 後に犯人の正体に関することであっと言わせる。 ・ドラマの倒叙ミステリで、視聴者は犯人の顔は見せられたにも拘わらず、犯 人が分からない(犯人が一卵性双生児の片割れであるため)。厳密な犯人視点 ではありませんが、描き方を変えれば可能。 ・読者に、時間軸などに関する錯誤を生じせしめ、犯人の視点と気付かせない。 ・“条件から明らかに犯人でない人物”に極めて密接する立場の人物が犯人。 “明らかに犯人でない人物”の視点で描写している風を装う。 こんなところかな。もっと有名な作品を忘れている気がする(汗)。 ともかく、犯人の視点を取ってもお話が台無しにならないよう、工夫を凝ら した作品が結構あるのは間違いないです。 ではでは。
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