◇フレッシュボイス過去ログ #6297の修正
★タイトルと名前
親文書
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
・『密室から黒猫を取り出す方法』(北山猛邦 東京創元社)16/6451 憎い上司を計画通り、自殺に見せ掛けて殺し、密室を完成させて現場を離れ ようとした刹那、黒猫が入り込んでしまった。下手すると、完全犯罪が崩れか ねないが、もはや密室を開けることはかなわず……(表題作)。往来からロッ ジの中を覗くと、男がテレビに飲み込まれるシーンを目撃? その後、当の男 は死体となって見付かり、しかも片腕を切断されていた(「人喰いテレビ」)。 殺人計画者の兄弟は、待望の停電に歓喜した。暗視眼鏡やパソコンなどを駆使 して、完全犯罪を目論むが(「停電から夜明けまで」)。 世界一気弱な名探偵・音野順シリーズ、第二弾。 前の短編集に比べると、パワーダウンを感じました。いや、とほほ度は上が っているのですが、あまりにもとほほで、ちょっと付いていけないなと。 で、そんな風に油断したところへ、おおっと唸らされたのが「停電から夜明 けまで」。この作品の趣向は素晴らしい。斬新で、もしもこの趣向の類似型が 量産されるようになれば、墓標的作品になるかも(量産されることがないと思 うが)。これだけでも読む価値があるはず。 ではでは。
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