◇フレッシュボイス過去ログ #6274の修正
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料理中に油が跳ねて、右手人差し指に小さな火傷を負った。これだけのこと なのに、文字を打つのが何となくやりづらい。 てことで、ストックしていた本の感想を棚卸し。 本の感想>『彼女らは雪の迷宮に』(芦辺拓 祥伝社)12/5340 メール便による招待状に惹かれて、雪華荘なるホテルを訪れた六人の女性達。 雪の中、豪華な設備と料理が彼女らを待っていたが、肝心の招待主はおろか、 従業員の一人すら姿を現さない。 少々奇異な感じを受けながらも、滞在を楽しんでいたが、遂に事件が。招待 客の一人が姿を消してしまったのだ……。 やりたいことは分かったけれど、道行きがちっとも面白くないのはどうにか ならなかったのかしらん。明かされる真相は、ある意味、ありがちではあるし、 トリックも驚くべきものではあっても拍手喝采するほどではない。この作者や 二階堂黎人の作品によく見受けられるタイプ、それもあまり出来がいいとは言 えないトリックだと思う。 何よりも感心できないのは、読者のもてなし方。思わせぶりな描写を連ねて、 煙に巻くだけでは、読者は喜びませんよと。腑に落ちる感覚をある程度味わわ せてくれないとだめ。本作にはそれがちょっぴりしかない。 あと、クローズドサークルの本格推理っぽい看板を掲げておいて、この展開 だと、短編で済むネタを引き延ばしたような印象を強くしてしまう。 ではでは。
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