◇フレッシュボイス過去ログ #6262の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
四コマ、それもギャグ漫画なのに、史実をきちんと描いているのがすごい! 合戦の 細かなエピソードや人物評、裏事情なども下手な小説より正確だったりする。老若男女 の歴史ファンに、安心してオススメできる作品。 主人公は子どもの忍び、千鳥。乱世を終わらせるという信長の壮大なヴィジョンに感 動した彼女は、彼に仕えることを決意して伊賀の里を出る。さすがに彼女はフィクショ ンなので、冒頭の信長との出会いは5歳、彼に仕えるのは10歳という、ありえない年 齢設定だが……。 腕は立つのに、敵にまで「抜けてるー!」とツッコミを入れられる千鳥が、縦横無尽 に活躍し、桶狭間の勝利に貢献するのが1巻のポイントか。その後、回想シーンとして 信長の結婚、岳父・斉藤道三との会見、道三の討ち死になどのエピソードが描かれる。 基本はギャグなので、笑いどころ、ツッコミどころは満載。笑ってツッコんでいるう ち、歴史知識も増えるというお得な作品だ。 女性陣は資料が残っていないこともあり、作者の遊び心で大胆なキャラ付けがされて いる。天然の帰蝶(信長夫人)、おっとりした市(信長妹)、ツンデレのねね(秀吉夫 人)と、戦国物としては類のないユニークさで、作者のセンスが光るところ。大きなス トーリーを必要とする小説やドラマでは、こういう描き方はできないとも思うが。 個人的にはねねのツンデレさ加減が好きかも。料理が下手という笑えない特技(?) もあり、その味には訓練を積んだ忍びまでもが悶絶する。パシリ体質の秀吉は、それで も彼女に頭が上がらず、なんともほほえましい。 2巻、3巻は利家とまつ夫婦にも笑える。戦国時代にペアルックって、目立ちすぎだ ろう……。
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