◇フレッシュボイス過去ログ #6251の修正
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おきなぐさ・いちょうの実 作: 宮沢 賢治 絵: たかしたかこ 出版社: 偕成社 本体価格: \1,600 ISBN: 4039635000 賢治は凄いと思いました。銀河鉄道の夜でもそうだけど物語にどこか死の予兆をいれな がら、物語を哀しいようで澄明な文章で書いていると思いました。 このおきなぐさ・いちょうの実もそうです。 おきなぐさは花になっている間の表現は素晴らしいです。「まるで燃えあがってまっ赤 な時もあります」って普通の作家だとここまで書けないと思います。賢治の心の奥には 美しい無意識という井戸があって、それを壊れさせないように、詩や童話の物語に注ぎ 込んでいるのだと思います。 いちょうの実も、いちょうのおっかさんから離れるいちょうの子供たちの心情を書いて います。でもどこか哀しいような嬉しいような期待と不安と死の予兆みたいなものを感 じるのですよね。 賢治は私の大好きな作家で、美しくて哀しくて笑いたいのだけど泣いてしまうような物 語が多いので、小学生の低学年ではまだこの感覚わからないのだと思います。上級生に なってから一人で読んだら賢治のよさがわかると思います。
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