◇フレッシュボイス過去ログ #5494の修正
★タイトルと名前
親文書
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
嘘と現実(事実)のバランスは難しいもの。すべての小説家にとって、永遠の課題か もしれません。 もちろん、フィクションはすべて嘘でも構わないわけですが、呪文を唱えれば魔法が 発動する話だって、リンゴは木から落ちるし、花も咲けば実も成る。基本的な知識・常 識を裏切る話では、読者がついていけませんしねえ。 >「レイン・フォール」 >元CIA局員だからこそ、本当のことが書けない。 そういう解釈もしようとしたのですが、作者の発想のことごとくが、あまりにも知ら なさすぎるせいだとしか思えないのです。日本のこともですが、それ以上に現場のこと を知らないで書いたのでないか、と。 現場の苦労をわかっていないというより、手続きを知らないから書けなかったっぽい というか。元CIA局員でも、人事部にいたとか、経理マンだったとか、モニタの監視 役だったとか、そういう経歴ではないのかなあと想像しました。 あくまでも、映画を観ただけの印象なのですが。 >あるいは、あからさまな嘘を大きく描いておき、小さいが、ばらしてはいけないような 真実を紛れ込ませた、とか。 逆です。粗筋ではありそうなストーリーなのに、個々のシーンや背景、小道具があり えねー! の連続で……。 主人公が騙されていたと悟るシーンでは、CIA日本支部のとあるドアを空けると、 デスクにその人物のネームプレートがでーん、と。アリエネー! 偽名くらい使うだ ろ! と心の中で叫びましたよ。 この程度で観客を驚かせ得ると脚本家やスタッフが考えたのだとしたら、すごく馬鹿 にされたような気がします。第一、CIAの警備はどうなってるんだというツッコミも 大きかったですが。 > 推理作家は、作中の殺人トリックが実際には不可能だったとしても、「現実に悪用さ れるのを予防するため、嘘を交えた」と、苦しいながらも言い訳できますけど(汗)。 でも、そうする作家もいるみたいですよ。 医師で大学教授の作家が、現実には失敗するようにと思って嘘の手順を2個書いてお いたら、同業者が「専門外なのに、よく知っていたね」と賞賛の電話をかけてきたと か。青くなったとエッセイに書いていました。その作家の学生時代とは薬の作用が変わ っていたらしいです。
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