◇フレッシュボイス過去ログ #5488の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
・『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦 角川書店)13/0562 部の後輩に当たる“黒髪の乙女”に一目惚れした“先輩”は、夜の京都を歩 き回る彼女を追い、接触を図ろうとする。一方、黒髪の乙女はそんなことに気 付くはずもなく、オモチロイことを求めて、あっちへふらふらこっちへふらふ ら。 不思議でキュートで奇妙な味の連作恋愛小説。 ひいきにしているミステリ評論サイトに載っていたので、読んでみました。 あとで調べてみたら、昔、本屋大賞の二位になっているのね。 内容は、ミステリとは呼べないでしょうけれど、これはいい。予備知識なし に読むのがいいでしょう。私は気にならなかったですが、中には独特の文章が 合わない向きもいるようなので、しばらくは我慢して読むように。 虚と実の間にある壁を、すーっと通り抜け、両者を違和感なく渾然一体とし てしまう書き方がうまい。三崎亜紀と似たタイプと言えるかも。細かな点で不 満がなくはないですが、そんなことどうでもよくなる書きっぷり。 四編からなる連作集ですが、決着する最後の作品が一番つまらなく感じたの は、もっと続きを読みたいと思うあまりか、それともやや強引な結び方だった せいか。多分、両方ともなんでしょう。 ではでは。
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