◇フレッシュボイス過去ログ #5424の修正
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鶏が頭部を落とされたあともしばらく歩き回るという話は、私も父から聞い たことがあります。年に一度か二度、飼っていた鶏の内、老いた一羽を捌いて いたとか。 私自身も、小学生低学年の頃だったか、最後の鶏を処分するってことで一度 だけ見られる機会があったものの、実際には見てません。記憶が定かでないん ですが、多分、解体と聞いてびびってしまったかと。 その日の夕食に、血の編み目が掛かったような黄身が出て、びっくりしまし た。確か、産み落とされる前の鶏卵の中身だったはず。 では、人間の場合、頭部を切り落とされたあと、どのくらい動けるものか。 そんな話を昔、ミステリやSFのエッセイ本で読みました(以下、記憶に頼っ て書くため、細部に間違いがあるかも。あしからず)。 医者が、ギロチン刑に掛かる前の死刑囚に、「刑の執行後すぐに話し掛ける から、反応してくれ」と言い含めておき、実験してみた。結果は――頭部だけ になった死刑囚に、「右眼を開けなさい」と命じると、右眼が開いた。続いて 「左眼を開けなさい」と命じると、左の瞼がぴくぴくと動いたが、じきに止ま り、死亡が確認された。 他にも数例ありましたが、印象的なのは捕らえられた将軍の話。 数名の部下と共に捕らえられた将軍が、処刑される前に、敵国の王に部下達 の助命を請願した。部下は私の命令に従っただけで、職業軍人ですらないのだ からと。王は、無条件に受けることはできぬと言う。そこで将軍は申し出た。 「私は首を落とされたあと、横一列に立たせた部下の前を走る。駆け抜けるこ とのできた人数分は、助けて欲しい」 できるはずがないと考えた王は、これを受ける。そしていよいよ刑の執行。 将軍は頭部を切断されるや否や、猛スピードで部下全員の前を駆け抜けると、 安心したかのようにばったり倒れた。 どちらの話も、その本には引用元を具体的に記していなかったので、真偽の 程を確認しようがないのですが。 ではでは。
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