◇フレッシュボイス過去ログ #4980の修正
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録画していたアニメ映画「秒速5センチメートル」、やっとこさ視聴。以下 の雑感で、ストーリーに触れています。ご注意を。 三話からなる連作で、一時間あまりというのはやはり短い気がします。 一番長くなるべきであろう第三話が実際には最も短く、あれだけでは省略し すぎで、“様々な解釈が可能”を越え、分からないの域。これは叙述トリック 的な仕掛けがあるのかと思い、メールを送信する場面と受信する場面をつない であっても、実は違う相手に送って&違う相手から受け取っているのかと、勘 ぐってしまいました(笑)。 第二話はメールの使い方がうまいですね。観る側の思い込みをひっくり返し てくれる。で、そのあと、相手が既にこの世にいないんだと想像した私はやっ ぱりミステリ寄りの人間です(苦笑)。あ、トレーラーが通り過ぎるのを待つ シーンでの会話もよかった。 第一話はもっと短く描くこともできる内容でしょうが、ここを長くしたから こその連作という気もしますし、このシンプルなストーリーを単独の作品とし て成り立たせるには、あれだけの長さが必要なのかも。中一の二人が納屋で一 晩過ごすのは、第一話は現実味を追求してませんよ宣言かな? 音楽の使い方は文句なし。絵は、女性キャラの描き分けを、もうちょっとだ けしてほしかった。あと、第一と第三話とで、貴樹を演じる声優は同じなのに、 明里を演じる声優が異なるのは、物理的・実際的要請なのか、それともストー リーに合わせたのか。 タイトルの意味、観る前は正反対に解釈してしました。 現実を描くこと、リアルに徹することが直ちに“よい”とは思わない。けど、 本作は現実を描くことで、当然付随してくる切なさや苦さ、悲しさだけでなく、 それ以外のものも示している。手放しの賞賛はできなくても、何だかいい、琴 線に触れる物語でした。 そんで、検索してみると、二話から三話までの間の補完を兼ねた小説版が出 ているそうで。読む前に人の感想に目を通してしまいましたが、映画とはかな り印象が違って来るみたい。気になります。 ではでは。 計算間違いしてた。orz
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