◇フレッシュボイス過去ログ #4796の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
ドラマCSIシリーズを観ていて感じることに、最新科学捜査の醸す知識的 魅力に寄りかからず、動機の設定で物語に深みを出しているなあ、というのが あります。 ミステリでの動機の設定・構築……私自身は正直言って、得意じゃありませ ん。 よく使うのは、ありがちな恋愛関係のもつれやお金、復讐といった辺り。こ れらは、さほど筆を割かなくても読者に把握してもらえる分、他の要素に力を 注げる。自作に限らず、いかにもな本格推理作品には、このタイプの動機が多 いような気がします。 ただ、深みを与える云々とは別に、動機そのものの意外性が、本格推理とし ての作品を支える大きな柱となる場合もある訳で、蔑ろにすることはできませ ん。 話を戻しまして。 変わった動機を思い付いたとき、それを意外性として作品に活かす術なら、 理解しているつもりですが、深みを与えるために活かす術となると、迷ってし まいます。動機を設定したはいいが、読者に理解(共感ではなく、こういうこ ともあり得ると納得できる、の意)。してもらえるよう描くのが難しい。 で、この前放送されたCSI−NYの動機は、参考になるかもと感じた次第。 詳しく書くとネタバレになるのでやめますが、哀しさと情けなさが合わさった 動機とでも言えばいいのか。やったことが実は無駄だったという構図は、私と ってなかなか魅力的な設定です。 いずれ応用するかもと予告して、ハードルを自ら高くしておく(苦笑)。 ではでは。
メールアドレス
パスワード
※ゲスト書き込みはアドレスGUEST,パスワードなしです。
※まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「◇フレッシュボイス過去ログ」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE