◇フレッシュボイス過去ログ #4733の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
検索機能、復活しないかな……。タイトルに書名を入れる甲斐が。 本の感想>『サム・ホーソーンの事件簿5』(エドワード・D・ホック 作/ 木村二郎 訳 創元推理文庫)13/5341 道端のロードハウスが消える、配達物が消える郵便受け、掘り出した棺桶の 中には殺されたばかりの他殺体、圧死した男は巨大ミミズクに押し潰されたの か、水をワインに換えるという水瓶にはいつ毒が投じられたのか、有蓋橋を馬 車で通過中に頭に弾丸を食らった町長 etc……。 サム・ホーソーン医師が不可能犯罪の数々に挑む短編集第五弾。今回のボー ナス作品として、「レオポルド警部の密室」を併録。 不可能犯罪物ばかり集めた短編集も、五冊目となるとさすがにアイディアが 枯渇しかけるのか、息切れしたような作品が結構あります。謎の設定が魅力的 でも、解決がスマートでないという意味で。 そんな印象を持ったので、後半は、多大な期待はしないで読む気になってい ました。そこへ「動物病院の謎」が来て、これはなかなかよかったです。トリ ックそのものは単純ですが、手掛かりの配置やミスディレクションが心憎い。 そのあとに続いた「園芸道具置場の謎」「黄色い壁紙の謎」もよく、持ち直し た感があります。まだ期待できる。 長く続いているシリーズ作品ならではの楽しみとして、キャラクターの成長 や環境の変化があります。本短編集では、ホーソーン医師の恋の行方かな。詳 しく書くと興を削ぐので割愛。 ボーナスの「レオポルド警部の密室」、これは謎の設定が素晴らしい分、犯 人が誰かは分かりやすく、あとは方法だけとなるのですが、あまにも手品めい ていて、確かにうまく行くのは分かるのですが、感心できなかった次第。 ではでは。
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