◇フレッシュボイス過去ログ #4672の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
三ヶ月ぶりくらいでしょうか? ご無沙汰しております。 九月、十月のお題を書けないまま十二月に突入……どころか2007年が終わろうかという ところまで来てしまいました。 時の流れの速さとは何と恐ろしい。 それ以上に恐ろしいのは自分の怠慢であるということはさておきまして。 ようやく少し時間ができたので短編をいくつか拝読させていただきました。 ので、稚拙ながら感想なぞを書かせていただきたいと思います。 ◆$フィン様 お題>7 8月>とってもいいもの 平仮名が多かったので語り手は子供かと思ったのですが、まさかの結末で見事に騙され てしまいました。 「とってもいいもの」が何であるか気になる造りなのも好きです。 バナナでないところが発想力の違いでしょうか……。 わたしはベタなノリしか思いつけませんでした。 ◆永山様 お題>小説の書き方 インタビュー形式の読み物は久しぶりに読んだ気がして新鮮でした。 そういえば昔、登場人物たちが会話をするというあとがきが流行った時期があったよう に思います。 田中芳樹氏の創竜伝とか……ライトノベルで結構見た気がします。 今もそうなのでしょうか。 最近は日本の小説を読まなくなってしまったのでよく知らないのですが、何やら懐かし かったです。 内容も大変興味深いものでした。 永山様が書かれるジャンルはわたしには到底手の出ないものですので余計かもしれませ んが、そういうものなのか! と思ったり、自分と違うなあと思ったり、いろいろでし た。 でも何より思ったのは、本当に別の人間二人が話しているようだったということです。 自然な会話というのでしょうか。 わたし自身が説明下手なせいか、こんなふうに自然な会話にならないなと思ったので、 ちょっと感動しました。 お題>人外視点>トリックの憂鬱 こちらは、今まで読ませていただいた短編の中で一番好きなものでした。 やはりわたしは人外の者が好きなのかと疑ったものです。 「人」ではありませんが、キャラクタがどれも素敵で、特にわたしはアリバイトリック 氏の人柄(?)がお気に入りでした。 一人二役氏が二人三脚をしているところも素敵です。 題名と叙述トリック氏のシメの言葉もとても好きでした。 もちろん落ちも大好きです。 実はこんな小説をもっとたくさん読みたいと昔から思っているのですが、なかなか見付 からないもので……ここにきてこんな素晴らしい小説を読むことができて大変嬉しく思 います。 生きてて良かったと思いました。 出版されている本なら間違いなく人に「これを買ってぜひ読みなさい」と薦めていると ころです。 お題もどき>大病院>なおりさえすれば 魔法の存在する世界でミステリ小説を書く、という試みがとても素敵です。 実は以前そんな短編を一度だけ読んだことがあるのですが、とても印象に残っています し、とても好きな小説でした。 シリーズ化しないものかと内心期待していたのですが実現せず、それ以来その手法の小 説にお目にかかったことがなかったのですが、新たに読むことができて嬉しかったで す。 何やら今回は嬉しいことばかりです。 皮肉っぽいというのでしょうか、そんな真相がとても好きで、そこも嬉しいことの一つ でした。 最後の言葉もお気に入りです。 「治す」と「直す」をひっかけてあるのが素敵でした。 最初の「治す」は伏線、になるのでしょうか。 最後に別の形で再登場したので、みごとにこの魅力の虜になりました。 大変楽しませていただきました。 ありがとうございます。
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