◇フレッシュボイス過去ログ #4603の修正
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『長雨』 著者 レイ・ブラッドベリ (東京創元社 ウは宇宙船のウから) 物語は延々と続く雨の描写、どるちゃんだったら雨が降っていたと1行で終わってしま うようなものをブラッドベリは延々と書いています。それがけっこうリアルなのだよ ね。 でも金星であるところが昔らしさを出していますね。今の図鑑には、金星が鉛さえ溶か す灼熱の星だと書かれているけれど、ブラッドベリがこの物語を書いたときは、金星は 水ばかりの惑星、火星はこけが生えていたと書かれています。ブラッドベリは金星には この長雨を火星にはあの火星年代記を書いています。 金星や火星が不毛の地と認識されている今ではSF作家は金星とか火星の物語を書かず にもっと未知の惑星を題材にして物語るでしょうね。 でもそんな金星や火星を書いたブラッドベリを笑う資格は我々にはないです。実際地球 から観察して生物はいない環境だろうと推測しただけで、金星や火星の奥深くには人類 の想像できない菌類やその他もろもろの生物がいるかもしれないのですから……。 さて長雨ですが、こっちは延々と雨が続き、金星に到着したときに死んだ船員にはきの こが生え、残った船員も延々と続く雨に絶望し少しづつ死んで行きます。そして一人残 った男が太陽ドームで雨のない乾いた世界でのご褒美をもらいます。
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