◇フレッシュボイス過去ログ #4553の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
・『仔羊たちの聖夜』(西澤保彦 角川書店)12/4440 一年前のクリスマスイブ、タック、ポアン、タカチの三人は初めて出会った。 そしていきなり事件に遭遇する。目の前で、女性の墜死が発生したのだ。 その女性が手にしていたと思しきプレゼントの包みを、ひょんな成り行きで 無意識の内に保管してしまっていたポアンは、一年後のクリスマスイブを前に、 その包みを受け取るはずだった人物に手渡すことを思い付く。 多忙なポアンに代わり、タックとタカチは相手を捜し求める。が、五年前の 同日同所で、やはりプレゼントを持って墜死した人物がいることを知り……。 酩酊推理の三人組による、コメディタッチの中にも苦いテーマを含んだミス テリ。 読んでいる間は面白かったのに、解決を見せられるとつまんなく感じるのは 何故だろう。竜頭蛇尾という訳ではない。 まず、決め手の弱さかな。これのせいで、ミステリとしても弱くなってしま った感じ。このシリーズのいつもの形、酩酊推理ならこれぐらいでもありかも しれないけれど、今回、酔っ払っての推理場面、なかったんじゃないか? もう一つは、人の“狂う”過程が一足跳び過ぎることか。こうも簡単に、人 は魅入られはしないと思う。魅入られたとしても、何らかの形でメッセージを 残したいと考えるんじゃないかって。そういう疑問を読者に抱かせないよう、 書いてほしかった。 ではでは。
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