◇フレッシュボイス過去ログ #4242の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
・『絞首人の一ダース』(デイヴィッド・アリグザンダー/定木大介 訳 論創社) 15/4461 スタンリー・エリンが絶賛し、序文を記した傑作短編集。一ダースと銘打ち つつ、一つおまけを加えての十三編を収録。 粗筋紹介になってなくてすみません(苦笑)。でも、気に入った数編のさわ りを書いても、この短編集の魅力は伝わらないし、短いながらも人生を切り取 っているとか、意表を突く結末とか評しても、それは傑作短編に付ける常套句 みたいなもんだし。 で、私の感想は……いかにもアメリカってな感じの物語が揃っています。 といっても、脳天気な勧善懲悪物ってことではなく、米国人に向けて書かれ た作品だなと感じさせることが散見されました。それが何かを具体的に書くと、 ネタバレになってしまうので伏せますが、日本で生まれ育った我々でも、その よさを充分に味わえる内容になっていますから、ご安心を。 ジャンルは、ミステリばかりではなく、むしろ、ジャンル分けしづらい物を 集めた印象が強い。だから、と言っていいのかどうか分かりませんが、どうい う展開をするのか、先を読みにくい物が多かったような。その一方で、落ちに 限って言えば、容易に想像できる物も数編ありました。まあこれは、書かれた のが少し昔(原書は一九六一年刊行らしい)ということとも関係あるかもしれ ません。 編中の私的ベストワンは「空気にひそむ何か」。あ――と驚きたいのなら、 読んでみて。 ではでは。
メールアドレス
パスワード
※ゲスト書き込みはアドレスGUEST,パスワードなしです。
※まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「◇フレッシュボイス過去ログ」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE