◇フレッシュボイス過去ログ #4221の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
shuraさん、読んでくださり、ありがとうございます。 ネタバレ防止改行を兼ねて、先に「てにをは」の問題をば。 うーん、私もご指摘を受けて唸っているところでして(苦笑)。 ご指摘の一文を書く前に頭にあったのが、結婚披露宴でよくある「**学校 を優秀な成績で卒業し」云々という形でして、それをいじった結果、「進学校 を、不本意な形で落ちた」となりました。 もし、「**学校に優秀な成績で進み」という形を思い浮かべていたら、作 中の文も「進学校に」としていたかもしれません。 調べた訳じゃありませんが、どちらが正しいというのはないように思います。 ただ、「を」だと、「進学校を、不本意な形で落ちた」でも「不本意な形で進 学校を落ちた」でも意味を取り易い。これに対して「に」なら、「不本意な形 で神学校に落ちた」は分かり易いが、「進学校に、不本意な形で落ちた」は意 味を取りにくい気がします。あくまで私個人の感覚ですが。 この件に関しては、何か気付いたり分かったりしたら、また書くつもり。 内容や仕掛けについて。 作者としても、表現上の仕掛けがメインのつもりで書きました。ですから、 shuraさんの読み方は偏っていません。この種の仕掛けを“叙述トリック”と 呼び、主に推理小説のジャンルで発展してきたものだと思います。 最後のぎりぎりまで騙し通すか、途中で気付いてにんまりしてもらうかは、 作者の判断と匙加減次第……と、ここまで書いてきて、本作の仕掛けの意図が 本当にshuraさんに伝わったのかどうか、ちょっと不安に。 念のために書いておきますと、本作は最初から最後まで一貫して、三石(一 人称「自分」)と矢野(一人称「僕」)それぞれの視点からの記述を交互に並 べたものになっています。 つまり、性別の錯誤だけでなく、三石と矢野が同一人物(一人の生徒)であ るかのように思わせる、二重の意味での叙述トリックを施したのですが……。 もしも伝わっていなかったとしたら、分かりにくくてすみません。こういう のが叙述トリックですと頭を下げるしかない次第です。 ではでは。
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